またまたロッシにチクチクと：ホルヘ・ロレンソ

イタリアに住んでいるせいでしょか…
日本でモトGPを応援している皆さんと管理人の間に、ホルヘ・ロレンソと言う選手の印象に対し温度差があることが、少しずつ分かってきました。
なんでかな〜？
やっぱり、V.ロッシ中心にモトGPが回っているイタリアに住んでるせいなのかな〜？

イタリア　『ロレンソ、またまたロッシにチクチクと』

ストナー選手の上をいきたいなら、ドゥカティで2度は総合優勝しなきゃ

現在、世界選手権でトップに立っているヤマハのホルヘ・ロレンソ選手が、もはやドゥカティ移籍が決定したヴァレンティーノ・ロッシ選手のことを、いまだチクチクとつっついている。
「ロッシ選手にとっては難しいチャレンジになるでしょうね。イタリア製のマシンで優勝したなら、キャリアの中でもスゴいことになるんじゃない。すぐに競争力をつけて肩を並べてくるだろうけど、ストナー選手の上をいきたいのなら少なくとも世界選手権で2度優勝しなくっちゃ。」
また、ホルヘ選手はこんなことも打ち明けている。
「プレッシャーに押しつぶされそうな時、自分はアルベルト・トンバ選手（イタリア出身、アルペンスキーヤー）のようにしてるんですよ。つまり、恐くない、全力を尽くすぞって言うんです。」

今季、1位獲得が7回にPPは5回。しかしながら、先週のアラゴンGPでは4位に甘んじた。

ロレンソ選手は細かく計算しているのですか？
「ポイント差が重要なのは事実だけど、今はエンジンの改良をしていかなきゃ。しみったれた事をしてるなんて言われるのは不愉快ですね。だって、他の選手達が良い走りをしてるのは明らかなことで、だから、これからのレースのためにうちのチームもエンジンの改良が必要なんです。メンタル面での問題じゃないですよ。このまま集中し続けて。いつもいつも勝てるわけじゃないってことは分かってますよ。でも、ポイントを稼いでいくことも、ちゃんとゴールすることも大切ですから。」

ロッシ選手が決戦でホルヘ選手の役に立てるなら、そのつもりはある…と言ってますが…。
「そう言ってたんだとしたら、嬉しいですね。ロッシ選手は、こう言うことでも偉大なるチャンピオンだし。」

そして最後にロレンソ選手は、先のアルベルト・トンバ選手について触れている。
「自分は集中力や体力をつけるためにチームスタッフらと励んでいるんだけど、もっと上達するために1994年に開催されたスキーの世界選手権の映像を観たんですよ。ある試合の1走目では滑走が振るわず、2走目は守りに入る必要がなかった。他の選手達はプレッシャーで転倒したり、無茶をしすぎたりしていました。だけどトンバ選手は鬼気迫る滑りをしたんです。多分、キャリアの中でも一、二を争うような凄い滑走でした。優勝はしませんでしたけどね。だから、自分もプレッシャーに押し潰されそうな時はトンバ選手のようにして、恐くないって言いながら全力を尽くすことにしてるんです。」

ロレンソ選手が引き合いに出しているのは、1994年冬季オリンピックのリレハンメル大会のスキー回転のことだ。
1回目の滑走後、トンバ選手はオーストリア出身のトーマス・シュタンガッシンガー選手に1秒以上の遅れをとっていたのだが、2走目での驚異的な滑りによって銀メダルに輝いたのである。

（日本語翻訳：La Chirico / 伊語記事： Mediaset.it 2010年9月22日）

ロレンソ選手を嫌われ者にするために
イタリアのマスコミが操作してる…
なんてのは考え過ぎでしょうかね

話は変わりますが、
J.バージェス氏のドゥカティ行きも決まったようで！
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