モトGP 『ペドロサ選手、セパンのテストで復帰』
2ヶ月の休止期間を経て、ダニ・ペドロサ選手がトレーニングを再開した。
昨年の茂木GPでの転倒事故、そして、鎖骨2ヶ所の手術後、休養を余儀なくされていたのだ。
いよいよ復帰ですが、フィジカル・トレーニングはどんな風に始められましたか?
「年が明けるまで休養してなければならなかったんですが、検査の結果、青信号が出たんで、スイスでトレーニングを再開させました。12月は何もできなかったし、他の選手達はもう準備を進めているって言うのにね。もちろん、毎日、全開でトレーニングできるわけじゃありません。まだ、身体が思うようにならなくって。でも、トレーニングコーチ達と一緒に全力投球してますよ。」
現在は、どんな調子ですか?
「もちろん、前よりとても良いです。テストの結果からも分かるようにね。左腕のトレーニングが解禁になったんで、右腕と同じトレーニングをね。当然、同じようには動きませんけど。ここ2〜3日、すごく回復させられたんですよ。ちょっと遅めの回復なんですが、正しい方向に進んでますね。」
セパンのテストにはどのように挑む予定ですか?マシンに乗りたくてたまらない?
「そう思わない時はないですね!セパンのテストには100%では挑めないって分かってますが、マシン操作に苦労しないようだったら嬉しいんですけどねぇ。僕としては、自分の状態を推し量るための個人的なテストみたいになるでしょうね。」
2011年はホルヘ・ロレンソ選手が標的になりますか?それとも、新たなチームメイト(ケーシー・ストーナー選手)が敵になる?
「僕には、全員が重要なライバルなんで。誰がヒョイと抜きでても、おかしくないですからね。どのレースをとっても速い選手は4〜5名いるんですけど、世界選手権は長丁場だし、うちは常にトップチームに入ってなければね。どの選手のことも常に念頭に入れてます。誰が何をしても驚かないようにね。ただ、強い選手が誰々なのかは分かっていますよ…。僕もそのうちの一人ですからね。戦っていかなきゃ!」
ドゥカティGP11機に乗るヴァレンティーノ・ロッシ選手も、そのうちの一人なんですよね…。
「ええ。ロッシ選手はもの凄い勢いでマシンに慣れると思いますよ。過去にも、腕前のほどは見てきてますから。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Moto.it 2011年01月21日)
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相変わらず
あまり突飛なことは言わない人ですね…