モトGP『サン・カルロ・ホンダ・グレジーニ、チーム発表』
モンツァにて、RC212V機とマルコ・シモンチェッリ、青山博一両選手のお披露目
歴史あるモンツァ・サーキットで、スナック菓子メーカー『サン・カルロ』社長と『ファウスト・グレジーニ』のチームマネージャーが、2011年モトGPに参戦する青山博一およびマルコ・シモンチェッリ選手らのプレゼンテーションを行なった。
日本ライダーと『スーパー・シッチ』は、サン・カルロのサイドカーに乗って登場。日本&イタリアの二カ国体制で中身も外身も整ったわけだ。チーム『サン・カルロ・グレジーニ』は強いイタリア色と共に、日本製の競り合えるマシンを備えた二カ国体制であり、ライダーも決然とした速さを誇るイタリア人シモンチェッリと、経験豊富で意欲的な『メイド・イン・ジャパン』青山を揃えている。
3月20日カタールで開幕戦を迎える今季モトGPにおいて中心となることを強く望んでいるのだ。
アルベルト・ヴィタローニ『サン・カルロ』社長のコメント
「当社は75周年、『ファウスト・グレジーニ』はもう少しで50周年と、記念すべき良き日です。
この数年、当チームは良く働き、辛抱強く耐えてきました。モトGPにおけるこれまでの苦労が報われる日が遂にやって来たと思っております。
マルコ・シモンチェッリ選手、青山博ー選手を迎え、勝てるチームとなりました。私達が心より満足し、チームが結果をもたらしてくれることを確信しています。
素晴らしい瞬間です。皆さんに激励を送る以外、私にできることはありません。」
ファウスト・グレジーニチームマネージャーのコメント
「今日は、2011年のチーム『サン・カルロ・ホンダ・グレジーニ』をご紹介できる待ちに待った日となりました。私達はシモンチェッチ、青山両選手と共に進めてゆけることを嬉しく思っています。
今季は私達にとって最良のシーズンになることでしょう。シモンチェッリ選手は大いなる進歩を遂げ、ホンダは最高のマシンを用意してくれた。そして、再び『サン・カルロ』社がメインスポンサーについてくださった。『サン・カルロ』社は我々は共に苦境を乗り切ってくれ、今、私は大きな感動をお返しできる時が来ることを願っています。
心配しながらカタール戦を待つつもりです。開幕戦でサーキットに出るのが楽しみです。」
マルコ・シモンチェッリ選手のコメント
「2011年の『サン・カルロ・ホンダ・グレジーニ』のプレゼンテーションのため、ここモンツァに来れて、とても嬉しいです。モンツァだってことも嬉しいんです。250ccクラスで走っていた時、新シーズンのプレゼンはこのサーキットで行なわれ、ラッキーな結果を出せたんですよ。だからジンクス的な意味でね、ハッピーな気分になれるんですよ。
現段階では、カタール戦で最終テストをするのと、特にレースが待ち遠しいです。」
青山博一選手のコメント
「新しいチームで、すぐに気持ちがしっくりいったスタッフ陣と共に、新しい経験ができることを幸せに思っています。
先日のセパンではポジティブなテスト結果を出すことができましたし、シーズン開幕に向けどっしりと構えた気持ちでいます。僕の目標は良い走りをし、できるならトップ5に入ることです。とにかく、ベストを尽くしたレースを毎回することです。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MotoSprint 2011年03月03日 写真)
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けっこう他のインタビューを見ても
グレシーニ・マネージャーは青山選手に
あまり触れてないようですね…