MotoGP

V.ロッシ:ドゥカティよ、伝統を捨て、日本を見習え

モトGP『ロッシがドゥカティの伝統を叩き潰す』




ヴァレンティーノ・ロッシがドゥカティで一大改革に乗り出している。よりベーシックなコンセプトの下で、あらゆる伝統が少しずつ消えてゆこうとしているのだ。それも全ては再び勝てるようになるため…もしくは、今よりマシなイメージを持てるようになるためか。
ロッシ選手から出された最新指令は、シャーシをホンダやヤマハが使っているようなアルミニウム製にすることなのだ。

2003年、ドゥカティはロードレース世界選手権に参戦して以来、ずっと日本製マシンを模倣することに難色を示してきた。
「うちはうちの道を進んでゆくつもりだし、自分達の考えに自信を持っています。」と、同チームのチーフエンジニアであるフィリッポ・プレツィオージ氏は胸を張る。しかしながら、その伝統と低迷リザルトのせいでラジカルな解決法を強いられているのだ。つまり、カーボンファイバー製のシャーシを使っているうちは、その堅さにロッシ選手が満足しない…と。

と言うわけで、日本のマシンに似せることになるのだろう。
ロッシ選手も、ヤマハ機はそこが長所であり、それのお陰でマシンの操舵性が完璧なものになっていることを熟知している。一方、ドゥカティでは全てはあのデスモドロミック・エンジンを中心に創られているのだ。マシンのしなやかさよりも馬力の方を選んだと言うわけだ。

英国製FTRシャーシ
ドゥカティからのデザインを基に、英国FTR社が開発したシャーシである。
FTR社では現在、モト2チームとも組んで仕事をしているのだが、別に複雑なコンセプトではないとコメントしている。シャーシはコンプリートなものではなく、単なるフロント部に過ぎない。そして、そこにロッシ選手が最も不満を抱いており、明日以降、ムジェッロ・サーキットでテストが行なわれる予定なのだ。

ミザノ戦でドゥカティとロッシ選手が行なった調整の中でも、その点が最重視さいれていた。
年間1500〜2000万ユーロ(約16億〜22億円)を提供しているマルボロとしては、もっとイタリアが団結してくれるものと期待していたことだろう。

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Marca 2011年09月06日




上の記事ってスペイン紙なんですが、当初からスペインの方では
「イタリア人よりも日本人と働いてた方が良いだろう〜」って方向で書きたがってる感じがしますね…

最近、ペドロサ選手が日本人の働き方にクレームをつけ始めたことは…
さて、どんな風に書くんだろう?クリックPrego

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