モトGP『カピロッシ:安全アドバイザー』
328回を刻んだ最後のグランプリからまだ数日しか経っていないのだが、本日、ローリス・カピロッシ元選手が世界選手権を去らないことが正式に決定した。
ライダーとしての役目を終え、来シーズンからは世界選手権の安全アドバイザーとしての任に就くこととなったのだ。この新任務については数週間前より報じられており、ドルナ社からも公表はされていた。
広報からの発表は次の通り。
「世界選手権の移り変わりを通して得た深く広い経験や、ライダーの要望に応えられる幅広い知識でもって、今後、ローリス・カピロッシ氏がアドバイザーとして安全や新レギュレーション、一般的な競技事項、新トラック認定などに関する諸問題を取扱ってゆくこととなりました。」
今シーズン終盤には、パドック全体から批判の声が上がっていたブリヂストンタイヤのリアクション改善など、既にアドバイザーとしての仕事に取りかかっており、先のヴァレンシア・テストではモトGPライダーらが温度の上がりやすい新タイヤを試すなど、着々と結果を出してきている。
また、フロントブレーキのレバー・プロテクションの導入やエアーバッグ付きライダースーツの義務化などについても早々にカピロッシ氏から提案されており、今後、実施に向け着手されることとなるだろう。
これで驚くのは、まだ早い。
「カピロッシ元選手がこれまでのスポーツキャリアを通じて示してきた清廉潔白さを高く評価し、ドルナではFIMに向け、オートバイ世界選手権においてゼッケン『65』を永久欠番にすることを要請した。」と。
このような栄誉は、ケヴィン・シュワンツ以来のことである。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: Motograndprix 2011年11月14日)
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なかなか良い記事なのに…他に写真がなかったんでしょうかねぇ。
疲れ切った顔というか何というかw
茂木でお会いできなかったのが残念でなりません。
辞めてもその仕事に関われるって、
とても羨ましいです。
表に出るポジションではないでしょうから
なかなか顔を見れる機会はないと思いますけど、
その時には犯罪者顔ではない
いい笑顔を見たいですね(^-^)
カピロッシの65番、永久欠番になるんですねー。
長き2輪GP生活を思えば納得です。
これからもアドバイザーとして頑張って欲しいです。