モトGP『カイローリ:グラツィアーノの方がヴァレより優秀』
現在、ボローニャで行なわれているモーターショー『Memorial Bettega』にアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手と共に参加しているアントニオ・カイローリ選手だが、オートバイ世界選手権はもちろんのこと2輪への関心を常に抱き続けている。
友人らの中には現役ライダーもたくさんいるが(ヴァレンティーノ・ロッシ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、マルコ・メランドリ等)、来シーズンの予測に関しては発言を慎んでいるようだ。
「ヴァレンティーノの友人兼大ファンとしては、今シーズンはちょっと試練の時でしたね。来年について言うなら、僕としては特に優勝候補はいませんね。ただ、ドヴィツィオーゾには新マシンで良いレースをしてもらいたいし、ロッシにはドゥカティでの問題点を解決してもらいたいですね。正直な話、その他の選手にはあまり夢中になれなくてね。」
カイオーリ選手と言えばモトクロス世界選手権で5制覇しているチャンピオンであり、先週はロッシ選手がトップ争いに返り咲けるよう支援の意味も含めてか、新たに作った私設トレーニングコースに招かれて走っていた。その際、カイオーリ選手を驚かせたのは別のロッシ…つまり父グラツィアーノ氏の方だったようだ。
「楽しかったですよ。ヴァレンティーノは常に新たなことを学びたがっていてね。ちょっとばかりコツを教えて、とにかく皆で楽しみましたね。特に、お父さんのグラツィアーノさんとね。ショートトラックをどっさりやっていて、スライディングが凄く得意なんですよ。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2011年12月09日)
そう言えば、ロッシ選手もお父さんのことを「スライディングの原理主義者」とか言ってましたね。
ロッシ選手が、このトレーニングで開眼しますよう…祈願クリックPrego