MotoGP

ロレンソ劇場:予選に遅刻、ヘイデンと漫才、ロッシのヤマハ復帰歓迎

モトGP『ロレンソ:ロッシのヤマハ復帰、歓迎』




今シーズン連続2回目のPPを獲得するのに、ホルヘ・ロレンソがライバル陣とだけでなく、時間とも戦わねばならなかった…それも走行タイムだけでなくだ。
まったくもって予想外の出来事と言った感じで…ボックス内に生じた些細な時間ミスとでも言うか…予選開始の際、最初の数分をロスしてしまったのだ。
できるだけ平静を保つようにしてね。」と話すロレンソ選手も、予選を好リザルトで終えられたせいか楽しげな様子だ。
「事態は更に悪化する可能性があったんでね…雨が降りそうだったでしょ…そのお陰もあって急いで挽回できたんだけど。プッシュして好タイムを出すには、絶妙なタイミングを狙っていかなければならなかったですからね。」

こう言った悪条件の中でも、ペドロサ選手を抜くことができたのだ。
最後、リアにソフトタイヤを履いて、ギリギリの所まで走ったんですよ。ペドロサ選手の前を行くのは簡単なことではなかったですね。」
レースに向けて、どんなコンディションを望むかも明快だ。
「ドライの方が良いですね。ここ2日間、あらゆるコンディションの中で走ってきたわけだから、たとえ雨でも準備OKですけどね。最悪の事態はコースが濡れてる状態かなぁ。非常に危険だし、アッと言う間に転倒してしまうでね。
しかも、タイヤ選択も難しくなってくる。
ミディアムタイヤがいるでしょうね…昨日、セーフティ・コミッションでカピロッシ氏やエスペレータ氏とも話したんですが、ブリジストンの考えにはないわけだから、使えるようにもならないだろうと。
しかし、この件に関し各選手らの意見は一致しておらず、ペドロサ選手は、
「ある状況においては、多分、助けになってくれるでしょうね。」とし、ミディアムを自由に使いたいと希望しているが、ヘイデン選手は、
「レースでは、とにかく使えないわけでしょう。だったら、予選で使えても役に立たないしね。」と、不要派。

プレスカンファレンスではロレンソ選手とヘイデン選手による、かけ合い漫才もどきの会話も飛び出していた。ロレンソ選手がウエットコンディションの場合、トップを切って第1コーナーに入って行くのは厳しい旨を話せば、すかさずヘイデン選手が、
「君さえ良かったら、僕がPPからスタートするよ。」と。ロレンソ選手がこれに賛同すると、ヘイデン選手は固く握手を交わしながら、
「取引き成立。決勝レースの最初3周と最後3周はトップを走るってことで。」と繰り返した。
そしてロレンソ選手への最後の質問は、元チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシについて。現在の成績からして、おそらく今シーズン末にはロッシ選手がドゥカティを離れ、ヤマハ復帰の可能性もあるのではと多くが考えているわけだが。
ヴァレンティーノと言うのは、ヤマハにとっては良い買い物でしょうね…ああ言う速い選手を獲得することに関して、僕としても喜ばしいですけどね。個人的には何も変わらないと思いますよ。
コースではどんどん安定感が増しているロレンソ選手だが、どんな勝負も受けて立つと言うわけだ。


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年04月29日



そう言えば朝食ネタでロレンソ選手にツイートしてたマックス・ビアッジ選手なんですが
その後、こんなお祝いツイートも送ってるのに、ロレンソ選手からは返信がないようですね…
あっ、こっそりDMで送ってるとか?

Max Biaggi ‏ @maxbiaggi 2012年04月28日
Grande my Friend @lorenzo99 contento per la sua Pole Position. Bel lavoro! Great Pole of my Friend @lorenzo99 happy for him. Good Job!

《グレート・マイ・フレンド@lorenzo99、PP獲得、嬉しいよ。良くやった! 》


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