MotoGP

中本修平『ロッシのホンダ復帰、除外せず』

モトGP『中本:ロッシのホンダ入り?除外しない』




ヴァレンティーノ・ロッシがストーナー引退について『札すべてが一旦、混ぜ合わされることになる』と言っていたのが、正しかった。
ホンダがトップライダーを、現チャンピオンを、そして同チーム20参戦中19回表彰台に上がっている選手を失おうとしているのだ。
「うちにとっては驚きではないんで。」と、ホンダHRC副社長こと中本修平氏が言う。
考え直してくれるよう、うちではあらゆる手を尽くして説得してみたが、無駄でしたね。本人の選択を尊重しましょう。
この世界への我慢の限界は、昨シーズン末より表に出ていたのだと言う。
「この件については長いこと話し合ったんですが…家族ともっと長く一緒にいたいって言ってました…オーストラリアでね。できるだけテストの回数も減らしたい旨、はっきりと言ってきてましたし…プレシーズンテスト以外のをね。うちの方では意に添うようにして…彼が出なくちゃならないようなイベントも大部分キャンセルしたんですよ。」

それでも足りなかったのだ…No.1ライダーがもう終わりと言った今、今後のことを考え始めねばならないのだ。
2013年に向け、ペドロサ選手と本格的な話し合いを始めなければ…まだ、話してなかったんでね。
中本氏はこう言いつつ、ヴァレンティーノ・ロッシへも一度は閉じた扉を開けるかもしれないと。
現段階では、あらゆる可能性がありますね。それに関しても考えてみなければ。
トップライダー2名獲得をいまだ検討中のホンダHRC副社長が、こう言うわけなのだ。
ただ、それに関してはホンダ・モーターと直接話してみなければ…まずはスポンサーの前に、そこが一番なんで。」
そして、マルケス選手獲得の可能性も除外されてはいない。
まぁ、それに関してはエスペレータ氏に聞いてください。」と、モトGPルーキー選手がワークスチーム参戦できない現行ルールのことをほのめかす。

ストーナー選手の決断を、リヴィオ・スッポは支持している。HRCのマーケティング&コミュニケーションディレクターであり、ドゥカティ時代からも何年もストーナー選手の傍らにいる人間だ。
今日、特別なことを我々は教えられましたね…金のためだけには走らないってことをね。いつも通り、彼が自分で考えたことで…尊重されるべきですよ。無敗状態で辞められるスポーツ選手など、そう多くはない…ピルミン・ツルブリッゲンとトロイ・ベイリスぐらいでしょ…彼以前ではね。」
また、モトGP時代を通してストーナー選手と共に戦い続けたチームも、今回の決断を支持している。チーフメカニックのブルーノ・レオーニ氏はこんな風に話している。
「ケーシーは紳士なんでね。今回の決断について私らには前もって言ってくれてましたよ。私らがどうなるのかは分からないが、1つ確かなことは…今日から先、ストーナー選手は毎レース、勝ちを狙っていきますよ。


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年05月17日



どうしよう…来年の今頃、ロッシと中本さんがボックスで仲良く話してたら…



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