モトGP『シュワンツ:マルク・マルケスはロッシに近い』
マルク・マルケスについてどう思うか?
ホンダのワークスチームでどうなって行くと思うか?
この2つの質問を、かの最高峰チャンピオンことケヴィン・シュワンツ&ミック・ドゥーハンそれぞれに、ボルハ・ゴンザレス&メーラ・チェルコレス両記者がぶつけてみた。
以下がその答えだ。
ミック・ドゥーハン
「マルクにとっては大きな一歩でしょうねぇ。去年からモト2クラスで目を引く選手なわけだし、ふさわしいポストなんじゃないかい。ただ単純に選手をリサイクルするのは良くない…最高峰クラスにもたまにはニューフェースが必要だからね。」
「このチャレンジに向けて準備してるんじゃないかい。唯一の難関はマシンを理解することだろうね…ビッグ・ライダーって言うものは、それ相応な速さで解決してくもんだけどね。
何をすべきか、すぐに理解すると思うけどね…なあに、ただのオートバイじゃないか。魔法みたいに、突然、なにか起きるわけじゃない…ディテールとか戦闘力をつけていくのに必要な些細な変化なんかを習得していく力はあると確信してるよ。」
ケヴィン・シュワンツ
「モトGPに上がれる幸運なライダーと言うのはわずかしかいない…ワークスマシンともなればもっと少ないんだ。マルクはそう言う中の1人なんだよ。個人的には上手くやるだろうって思ってるけどね。ペドロサ選手が昇格した時には第1戦で表彰台に上がったし、ロレンソ選手の時は上がった途端にPP獲得と…逸話は色々とあるね。彼の場合は、好リザルトはそんなに早く出ないじゃないかなぁ。まぁ、もしやってこともあるし…最初から競り合っていったらスゴいだろうねぇ。シーズン開幕までどっさりトレーニングが必要でしょ。とにかく、なんでも有りだから。」
「新たなロッシになるかって?全てを有するライダーってのは難しいもんでね…速くて、頭脳的、カリスマ性もあるなんてね…イタリア人かアメリカ人になるしかないんじゃないの!個人的には、マルケスって言うのはロッシに近いんじゃないかなぁって思ってるけどねぇ。ただ、シモンチェッリほどじゃない。スペイン人ファンらにとっては、確かにカリスマ性があるんじゃないの。」
(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Solomoto 2012年07月25日)
マルケス選手…確かにデビュー当時からイベント等でも物怖じせずにスラスラと喋れてたそうですが…ロッシが10代だった頃の天衣無縫さはないですよねぇ…
>最高峰クラスにもたまにはニューフェースが必要だからね。
あれ?あれ? ブラドル・・・・・あれ?