MotoGP

ブリヴィオ『ロレンソと組むのは度胸がいる』&ドヴィ/ドゥカティ決定


ヤマハ復帰が公表されたロッシ選手は、相変わらずツイッターでもRTばかり…
でも、お陰様で周囲の方々が口を開いてくれてまして…昨日のロッシ父に引き続き、今度は元ヤマハ社員で、ドゥカティ移籍と共にロッシ選手の経営企業『VR46』に移ったダヴィデ・ブリヴィオ氏であります。

『D.ブリヴィオ:ロレンツォのチームに行くには度胸が必要』

motograndprix-brivio.jpg ☆『la Gazzetta dello Sport』紙にダヴィデ・ブリヴィオがコメント。

☆「ヴァレンティーノ・ロッシはドゥカティが戦闘力を持つまで待ってる時間はなかった…もう33才ですからね。ドゥカティを試してみたのは正しかったですよ…雰囲気は確かに良かった…ただ一番重要なリザルトがね…。」

☆「もちろん、現段階で最高潮ライダーであるロレンソ選手と同じマシンに乗るってのは度胸がいりますよ。今回の選択では、まだまだ勝利を追い求めるモチベーションがあるってことを証明しましたね。」

☆「バージェス他スタッフに関しては分かりません。ヴァレは一緒に移籍することを希望してますが、決めるのはヤマハですから。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOGRANDPRIX 2012年08月11日記事より抜粋]


あぁぁ〜、そう言えば昨日、ロッシお父さんことグラツィアーノさんが別のインタビューで、やっぱり年齢のことと、それからロレンソ選手とのことにも触れてましたねぇ…



『グラツィアーノ:同じ武器でロレンソと良い勝負』

omnicorse-graziano.jpg ☆ヴァレンティーノ・ロッシの父親グラツィアーノ氏が『la Gazzetta dello Sport』にコメント。

☆「アウディとのプロジェクトは…23才だったら大喜びで受けてただろうけど、自分の身分証明書に目を向けたら…もう1ヶ月も待てないでしょ。今回の決断は、本人はそう悩まなかったけど、我々周囲の人間の方が難しかったね。」

☆「今、最高の状態のホルヘ(ロレンソ)とは凄い勝負になるねぇ。ヴァレが戦闘力のあるマシンに乗れていたなら、とにかく彼と戦っていただろうし…これからは同じ武器で挑んでいかなければならないわけだが…有利なんじゃないかなぁ。同じ武器で勝負するってのは面白いでしょう…勝った方が優れてるってことになるんだから。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2012年08月11日記事より抜粋]



あぁぁ、そう言えば、ロッシ本人も今年始め頃のインタビューで「昔に比べ生活が規則的になった」って言ってましたねぇ…
「今では誰よりも早く寝て、誰よりも早く起きる」って。
最近も、「加齢のせいか、寒暖の差が激しいと空調で喉をやられる」とかって言って首元にスカーフ巻いてたし…
あっ、あと、走行テストがあった日のツイッターで「夕食を取りながら眠ってしまった」って言うのもありましたねぇ…。


そうそう、そう言えば気になっていたロッシ後任…やっぱりドヴィツィオーゾ選手に決まりましたねぇ。

『ドゥカティ、ドヴィツィオーゾを選択』

mediaset-dovi.jpg ☆ドゥカティがアンドレア・ドヴィツィオーゾと2年契約を結んだ。

☆Tech3チームからはドヴィツィオーゾ選手に契約金の引上げ(モンスターより)と、ヤマハのセミワークス機(最新改良型)が提供されていた。

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Mediaset.it 2012年08月12日記事より抜粋]


上の記事には、『正統派ライダーことドヴィツィオーゾ選手をアウディが推したのだろうと言う事実は、同選手の開発ライダーとしてのセンスが評価され、同選手向きにソフトで乗りこなしやすいマシン開発の要請がドゥカティに出されていると言うこと。』と書かれてまして…
う〜ん、その辺りがクラッチローにするかドヴィにするかの分かれ目だったんでしょうかね。
…乗りやすいマシンになったらロッシが戻ってくるなんてことは…ないか。
そりゃあ〜イタリア語で言うところのBrutta figura(ブルッタ・フィグーラ:格好悪い)ですもんね。


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