いや〜せっかく早起きしたんですが…スタート早々に…終わってしまいましたね…
管理人のテレビは相変わらず不調でして…いや、テレビが不調と言うよりは…どうもデジタル波の電波に問題があるような…総モザイク画面になってるんですよ。
まぁ、ストリーミングとかで観ることは可能なんですがね。
と言うわけで、無事に観れたイタリアTV中継では…
転倒後のコメントも、なんだかサバサバとしたペドロサ選手でありました。
モトGP『ペドロサ:落胆と言うよりは悲しい』
★フィリップアイランドGP決勝レースでダニ・ペドロサは第1ラップ第4コーナーでロレンソ選手を抜き首位に躍り出たものの、第2ラップの同じく第4コーナーで転倒し、タイトル争いは幕を閉じた。
★ダニ・ペドロサのコメント
「落胆と言うよりは悲しい。最大限にプッシュした、できることは全てやった…特に今年は自分の操縦に後悔はない。チームと、そして今シーズンを通してのリザルトを誇りに思う。ミザノ戦での事故後、自分達の努力と実力の程を証明してきた。悲しいのは…これほどタイトルに詰め寄ったことがなかったからだが、ここに至るまでに達成できたこと全てを自慢にも思ってる。今日の転倒については変わった点は何一つなかった…コーナーで膨らんで、チャタリングもあったし、フロントが流れてしまった…多分、タイヤがまだ充分に暖まっていなかったのだろう…それで、ああなってしまった。ケーシーにはホームでの6連勝に、それからロレンソにもお祝いを言いたい…タイトルが相応しいからね…モト2クラスのマルケスも同様。」
★中本修平HRC副社長コメント
「非常に特別な一日だった。ダニがタイトル争いから外れ、大変残念に思っている。最後の最後まで信じていた。そして、ケーシーがフィリップアイランドでの6連勝を果した件については満足している。レースとはこう言うもので、ホルヘにはタイトル獲得のお祝いを言いたい。2013年には再び倒しにかかる!」
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 記事 2012年10月28日記事より抜粋]
いや〜中本副社長…闘志満々で良いですねぇ!
今日、マルク・マルケス選手がチャンピオンを決めた際に、マルケスチームのスタッフらと一緒にパルクフェルメでお祝いされてまして…(下写真の右端)
てっきり、「副社長みずから揃いのTシャツまで着て…さすがマルケスに力入れてんな〜」と思ったら…
HRCの赤いフリースでした…
さて、上の記事はイタリアサイトに載ってたもんなんですが…
やはり母国スペイン語でのインタビューは、もう少し本音が入り交じってますかね…
あっ、でも、基本的には「やるだけやった…後悔はない」路線に変わりはないんですけどね。
モトGP『ペドロサ:シーズン後半はかなり上回っていたので満足』
★フィリップアイランド戦で転倒リタイヤとなったダニ・ペドロサのコメント
「転倒した瞬間はいつもと同様…大きな違いはなかったが、精神的には違っていた…転倒した瞬間に全てを失ったことに気づいたから。だけど、この1年間については誇らしく思っている…良い操縦をしてきたし、取り組み方もずっと良かった…あらゆる状況に良く立ち向かってきたし、そのせいで落着いてもいられた。
(今日のレースについては)上手く行かなかったからではなく、特にチームやファン、スポンサーの皆さんのことを思って落胆している。でも、まぁ、ああ言うポジションにいたわけだし、やらねばならなかったわけだし…ああなる迄について不満は何もない。
(スタート後すぐに首位に立ち)自分のレースができると思っていた。ストーナーの方が速いことは承知していたが、ひらすら自分のレースをすることのみを考えてスタートした。ただ、第2ラップのあのコーナーで、若干、必要以上にアクセルを開いてしまい、マシンがバウンドしてチャタリングが起き、転倒してしまった。
(第2ラップ右コーナーでタイヤが暖まっていなかったのか?)まぁ、それら全部が少しずつで…タイヤ右側が少し暖まってなかったのと、チャタリングと、アクセル開き過ぎ、燃料タンク満タンで重量もあったし、全てが少しずつで…でも、まぁ、レースにあることだし。
(ストレスよりは怒りを感じる?)そうですね。全てにおいてシーズン通して上手くいったけど、ホルヘほどツイてはいなかった。でも、まぁ…満足している。
(今シーズン唯一のミスだったのでは?)僕のミスとしては、そうです。ミスを犯すタイミングじゃないと言う見本だった。
常に1〜2位を取るような選手と戦っているが、特にシーズン後半ではうちはかなり上回っていたし、こんなに上回っていたのは久し振りだ。そう言う意味では満足してるが、あそこまで詰め寄って物に出来なかったと言う意味では、当然、落胆している。ミザノの一件以来、良く戦ってきたと思うし、取組み方も良かったし、持ってる力を証明できた。だから、それだけです。
(来年、再チャレンジは?)もちろん。それはいつものことだし、だからこそ…あそこまで詰め寄れていたのが残念で…でも、また挑んでいく。
(この1年を総括すると)ホルヘにとっては最良のシーズンとなった…彼が最良のシーズンにしたとは言えないが、とにかく最良となった。
(今季、ロレンソ選手の評価は?)非常に良かった…転倒させられた1戦以外はすべて1〜2位なんて凄い。もの凄いレベルであること…平均値が非常に高いことを示している。」
[日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Motocuatro.it 記事 2012年10月28日記事より抜粋]
あぁぁ(溜息)…先のセパン戦で…こんなバカな会話がなされていたはずは…もちろんなく…
ロッシ「絶対、1位狙いだろ?」
ダニ「2位もあるかもしんない…」
ロッシ「マジ!?」
ロレンソ「そんな君が、好き♡」
タイミングの悪い時にミスを犯してはいけない…クリックPrego
「そんな君が、好き♡」
き、Chiricoさん……笑。
>いや〜せっかく早起きしたんですが…スタート早々に…終わってしまいましたね…
2006年の最終戦みたいでしたね。
ロレンソ「そんな君が、好き♡」
そうとうウケます!( ´ ▽ ` )ノ
目がそう言ってるような気がします。
いつもながらの素晴らしい翻訳に感謝しています。
イタリア語とスペイン語駆使されてるのがすごい!
私は南米に住んでいるので、スペイン語はわかるので原文とたまに比較するんですがほんとに綺麗な翻訳をするなぁと思います。
motoGPの日本語サイトより把握しやすいです。
上のサイトって、「フロントが閉じて…」っていう言い回しをよく使っていて、意味がわからないのですが、オーバーステアが起こるのか、勝手に滑ったフロントがグリップを回復し、フロントが切れ込みハイサイド寸前なのかな?と勝手に思っとりました。
今回の転倒の理由を見ていて、日本語版は「いつもより少しだけはらみ、タイヤが弾み、フロントが閉じてしまった。」って今回も書いてあり、Chiricoさんの訳した元サイトとちょっと違うんでMmotoGPのスペイン語サイトと英語のサイトと比較してみたんですが、確かにスペイン語サイトは”sólo me he abierto un poco más de la cuenta, me ha rebotado la rueda y se me ha cerrado de delante”でたしかに日本語版と同じ。なのに英語版だと”I just went wider on the corner, I had some chatter and lost the front”でどっちかって言うとフロントのグリップ失った、っていう感じですね。motoGPno日本語版はスペイン語から翻訳してるのかな?(笑
どういうマシンの挙動のことを言ってるのか知っている人がいれば教えていただきたいです。
ダラダラ長くなりましたが、素晴らしい翻訳に感謝しています。
最終節とストーブリーグの情報も楽しみにしております!