デプレ選手優勝おめでとうございます。
KTMの完全勝利。コマ選手が抜けても微動だにしない強さを見せつけた今回のダカールでしたが、コマ選手がいたらデプレvsコマの戦いはどうなっていたのでしょうか。
ホンダがどこまで善戦するかも今回の見どころでしたが、総合では7位のロドリゲス選手が最高順位でした。
毎日のデプレ選手のコメントを読んでいて感じたのは、彼独特のセルフコントロールした雰囲気、余裕を感じさせる行動とリーダーの素質と謙虚さでしょうか。
ちなみに彼がスペシャルで勝ったのはたった1度、その時もコメントは冷静で、まるで僧侶のようでした。これが強さの秘訣なのでしょうか。当然、サポート選手とチームの協力も不可欠ですけどね。
興味のある方、デプレ選手のコメントを読み直してみてはいかがですか。
『デプレ5度目のダカール総合優勝』
★最終日のゴール。1位ロペス、2位ファリア、3位バレダ。デプレは14位であった。
しかし、2週間の驚異的な地獄の戦いを演じ、モータースポースの歴史で熱望されるその勝利はシリル・デプレ（フランス）が獲得した。
★2位は彼のサポート役ルーベン・ファリア（ポルトガル）。3位は5度のスペシャルを勝ち取ったチリのロペス。
★シリル・デプレ（39歳、KTMのワークスライダー）、フォンテーヌブロー出身。今回でダカール5度目の優勝。これに匹敵する記録と言えば伝説のシリル・ヌーヴで、1979、1980、1982、1986、1987年に総合優勝を果している。一方、デプレは2005、2007、2010、2012、そして今回。
（日本語翻訳：MOKU / 伊語記事：2013年01月28日 Moto.it記事より抜粋）
