う〜〜ん、なんだか半分つぶれたようなテスト初日でしたねぇ…
取りあえず、注目のヤマハお2人さんのコメントを見てみますか。
モトGP『ロッシ:M1の真実はオースティンで』
★第2回セパンテスト初日、第1回テスト3日間に引き続き、やはり首位タイムとのギャップが0.4秒だったヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「(雨のせいで)つまらなかった。電制システムが故障してしまって…コネクターの些細な問題だったんだけど、それを解決するのにメカニックがマシン全体をばらさなければならなくってね。
(優良M1機である)2013年用シャーシをつけたヤツの方に手を入れなければならなかったんですよ。2台とも新シャーシを付ける予定だったんで…明日はそうなるんですけどね…今日は1台は2012年用シャーシでした。ブレーキング向上を目指して、リアのショック・アブソーバーの改良版をいくつか試しました。上手くいってましたよ…すぐに良くなった感じで、かなり良い手応えでした。
【首位ペドロサ選手との0.4秒差については】僕はタイム用に新タイヤを履かなかったんで…午後に向けて取っておきたかったんですよ。とにかく、ダニもホルヘも速かったし、それぞれ自己最高ラップはユーズドタイヤで出してたしね。明日以降、僕も近づいていかなくっちゃね。まぁ、心配はしてませんが。手を入れる時間はまだあるし、また雨のようならウェット走行の練習をしますよ。最終日にはレース・シミュレーションも予定してるし。
ヤマハでは2〜3の案件をこなしてる最中だし、マシンはこのまま進化し続けて欲しいですね。彼らの流儀は小さな一歩の積み重ねだから。カタール開幕戦直前までに、M1機はまだまだ改善できると思います。
オースティンテストが一番意義深いんじゃないかと思うんですよね。ここは常にヤマハが得意とするコースだし、多分、ヘレスもそうでしょう。でも、オースティンは新サーキットだから、そこのテストはかなり重要になるんじゃないかな。
【ドゥカティがホンダ同様のV型90°エンジンだった件は】初耳ではないんで…前から知ってたことだし、問題はそこではなかった。ドゥカティ本社が、その事を無視しないよう願ってますよ。でも、今日は調子良かったんじゃないですか。ドヴィも近寄ってきたし、上手くやっていたし。この3日間でどこまで改善できるかが問題ですが。
【SBK開幕戦でのマックス・ビアッジ解説について】聞いてました。良かったですよ。マックスは上手で感じも良かったし、ポジティブな意味で驚きました。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年02月26日 Gpone記事より抜粋)
おや?
今後のヤマハM1機の改善具合に関して…
ロッシ選手とロレンソ選手に若干温度差がありますなぁ…
モトGP『ロレンソ:あと0.3秒必要』
★25周回をこなし首位ペドロサ選手とのギャップが0.2秒強だったホルヘ・ロレンソのコメント。
「まだ開幕はしてないが、でも、いつだって3位よりは2位の方が良いわけで。1ラップを上手くこなすのも重要だけど、それが全てじゃないから。20ラップを強く走るのが肝心。そう言う意味では、うちは良い出だしですね。
【ヤマハ機は改善されたが…】シャーシだけであって、小さな小さな一歩ですから。あと0.2〜0.3秒削らなければ。新しい車体でなら0.1秒は削れるでしょう。今日は何も新しい事は試さなかったし、多分、残り2日間で何か出てくると思いますが。細かい所に集中してました…セッティングとか、特にうちの弱点となってる加速とかね。
【ロッシ選手がM1機が開幕までに改善されると言ってるが…】何も聞いてないです。カタール開幕前までにM1機が変わるかどうか…変わるとしたらどんな風に変わるのか…僕は知りません。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年02月26日 Gpone記事より抜粋)
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