選手達のパドック内の移動はバイク・自転車とそれぞれでしょうが、人気選手ともなると逃げ足に…そして緊急時には救急車に早変わりと大活躍。
『ホンダNSC50R、ペドロサ&マルケスのレプソルレプリカ』
★ダニ・ペドロサとマルク・マルケス(ホンダ・レプソル)に、2013年世界選手権ヨーロッパ戦のパドック内で使用する新スクーターが与えられた。スポーツ仕様の50ccのスクーター『NSC50R』である。
★昨年10月にケルン開催のIntermotと、11月ミラノ開催のEICMAでホンダが発表したモデルである。
★ホモロゲーションEuro3クラスで、4サイクルの空冷エンジンにホンダPGM-FIの電子制御、ブレーキシステムはCBS(コンビネーション・ブレーキシステム)を搭載し、燃費は満タン5.5リットルで273kmの走行が可能(約43km/l)。
★ダニ・ペドロサのコメント
「モトGPマシンのレプリカ・スクーターでパドックを廻るって言うのは、僕とチームにとって楽しい事ですね。モーターホームとボックス、ホスピタリティの往復には欠かせません。
とくにホームサーキットのスペインGPではね!また、チーム内ではレースウイーク中の各セッションでの行き来に使い、あちこちから僕の事を観察したり、フィードバックを伝えてくれたりするのに利用できるでしょう。」
★マルク・マルケスのコメント
「パドック内でこんなに違うマシンが2台あるって言うのは不思議な感じですね!50ccのスクーターから1000ccのモトGPマシンに乗り替えるなんて、こんなに違うなんて有り得ないですよ!
とにかく、僕たちは各GPの前の木曜日にサーキットの下見にもスクーターを使いますからね。」
(Source:2013年06月26日 Motoblog 記事より抜粋)
一方、ルーキー君の50ccパドックライフに物申すのはこの方…パドックの重鎮コーリン・エドワーズ。
さすがに格の違いを見せ付けられてしまいますが、こうなると3歩下がってひれ伏せるしかありませんな。
『エドワーズ、オランダに『Caddy』で登場』
★コーリン・エドワーズがアッセンTTのパドックに、年代物のキャデラックにチーム・フォワードのロゴを付けて登場。ステアリングを握るエドワーズ選手も乗り心地良さげである。
★しかし同キャデラックはかさ張り過ぎで、パドック内のホスピタリティがある通りを自由に行き来できない。
(Source:2013年06月26日 Infomotogp 記事より抜粋)
GPoneにキャデラックの後ろ姿が出ておりました。こちらの記事によりますと、20年代のキャデラックでアル・カポネの禁酒法時代の……と書かれておりましたが、恐らく1960年代のCadillac Fleetwoodではないかと思われます。
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