ザクセンリンク戦のFP1回目で首位となったホルヘ・ロレンソ選手。
イタリア大手サイト『Gpone』なんかは、早速、こんな見出しを出して讃えていたんですが……
『Lorenzo “guarisce” al Sachsenring』
（ロレンソ、ザクセンリンクで“治癒”）
しかし、その後のFP2回目では開始から5分後…
まだ4周回目と言うところでハイサイドを起こし、激しい転倒となってしまいました。
好調に高速タイムを出していた最中の出来事だったんですが…
ちょうどアッセン戦で負傷した左肩からアスファルトに叩き付けられる形になってしまい……
こちらが、その映像です。
JORGE LORENZO CRASH – SACHSENRING FP2 MOTOGP 2013 投稿者 motorsportvideo
その後、マシンはコース中央に放置された状態でレッドフラッグが出され…
ロレンソ選手の方は自力で立上がり、すぐにスーツの前を開け、鎖骨の手術跡を確認…
その後はモバイル・クリニックへと赴き、容態が公表されるまでにかなり時間がかかり…
遂にはクラウディオ・コスタ医師（モバイル・クリニック代表）の方から、
「時間がかかってるから、即、重症と言うわけではない」とコメントが出されるほどでした。
★クラウディオ・コスタ医師の説明は次の通り。
先の手術で挿入されたプレートは砕けてはいないが変形しており、そのため痛みを引き起す事となる。今後、プレートを調整するため再手術が行なわれる可能性がある。
（Source：2013年07月12日 Omnicorse.it記事より抜粋）
lor ante de clinica pic.twitter.com/bpMo41XZw7
— Giorgio (@manziana) July 12, 2013
そして、事故から2時間ほどが経過した午後4時すぎ（イタリア時間）、遂にロレンソ選手の決断が発表されました。
★ホルヘ・ロレンソのコメント。
「帰国し、今日のザクセンリンクでの転倒事故からの回復に専念することにしました。転倒の際に曲がってしまったプレートの再手術に集中する事にします。できるだけ早く復帰できるよう頑張ります。」
（Source：2013年07月12日 Motoblog.it記事より抜粋）
あっ、バルセロナ病院のお医者さんのコメントもありますね。
★エンリコ・カセレス医師（バルセロナのDexeusクリニック）のコメント。
「鎖骨を接合していたチタン製プレートの真ん中が曲がっています。ボルトは持ち堪えたが、鎖骨が湾曲しているため調整に再手術が必要となるでしょう。」
Source：2013年07月12日 Motocuatro.com記事より抜粋）
カセレス医師は…上のコメントの中では7月21日開催のラグーナセーカ参戦について触れなかったようですが、すべては再手術の経過とリハビリの具合によるみたいです。
イタリアサイトの方では、今のところ8月18日開催のインディアナポリス復帰を予測している所が多いかなぁ…（涙）
巨大な千羽鶴クリックPrego
JL痛いなぁー2週連戦今回も戻ってこれるか??鎖骨のプレート入れ替えだけなら??これをみてHondaﾁｰﾑはチャンピオンシップを考え慎重に走ってくるだろう?かな??GPの面白みを軽減しないためにも前回同様VRにがんばってもらいたい(常に思っていますが)な。