モトGP『アラゴン決勝の経緯』
★マルク・マルケスが優勝。第12コーナーのハードブレーキング地点で、マルケス選手が若干膨らみ、ペドロサ選手のマシン後部に軽く接触。その結果、ペドロサ選手のスピードセンサー(スイングアーム左側に設置)を引きちぎってしまい、同選手はハイサイド転倒でリタイヤ。
マルケス選手のコメント。
「スタートでミスってしまい、その後、2位まで挽回できました。ホルヘ(ロレンソ)は第1ラップが速かったが、1秒差しかつかなかった。ダニ(ペドロサ)に抜かれた時、抜き返せると思いました。2人ともハードブレーキングは強くなかったんで、僕は膨らんで入って行ったんです。残念な事に、僕がトラクションコントロールのセンサーを引きちぎってしまったんだとか。申し訳ないです。」
★2位ホルヘ・ロレンソのコメント。
「惜しかった…タイトル争いがまた厳しくなるでしょうからね。うちのメイン・アクションは逃げ切る事だったんですが…上手く行きませんでした。マルク(マルケス)の方が速くて、抜かれるなって思った時、タイヤを少し温存しようとアクセルを僅かに閉じたんですよ。でも、逃げられてしまった時は、もうタイヤが残っていなかった。」
★3位ヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「もう少し強い走りができるかと思ってたが…49秒5ペースで走れると思ってたんですよ。フロントタイヤのチョイスで差がつきましたね。僕とダニ(ペドロサ)はハードを選んで…丁度良いと思ったんですけどね…。ところがハードが効いてくるなと思った時、プッシュしたら、ホルヘとマルクは逃げて行ってしまった。幸い、バウティスタを負かしたんで表彰台に上がれました。」
★ダニ・ペドロサに骨折など重傷はなく、打撲および擦り傷等の痛みのみ。
★第1ラップでダニーロ・ペトルッチ転倒。
(Source:2013年09月29日 Gpone記事より抜粋)
モト2『アラゴン決勝の経緯』
★ニコ・テロールが金曜日から日曜日までを制覇しつつ優勝。稲妻のようなスタートを切り、序盤ラップを最速で走る姿はミザノ戦のホルヘ・ロレンソを彷彿させた。2位エステヴェ・ラバト。3位ポル・エスパルガロ。
★総合首位のスコット・レディングは4位。エスパルガロ選手と複数回、肉弾戦を繰り広げていた。
★アレックス・デ・アンジェリスがサンドロ・コルテセと接触し、最終コーナーで転倒。デ・アンジェリス選手は片足をエガーター選手に追突されたが、意識もあり、メディカルセンターに搬送され検査を受けた結果、重傷はない模様。
★タカアキ・ナカガミは縁石上を走る驚異のラインで2位に浮上するが、第3ラップで大きく膨らむものの11位でゴール。
★トーマス・ルーティは2周でレース終了。
(Source:2013年09月29日 Gpone記事より抜粋)
モト3『アラゴン決勝の経緯』
★2位マーヴェリック・ヴィニャーレスはレース後、パルクフェルメで終盤2〜3周は3速に入らなくなっていたとコメント。
★上位選手のコメント。
・アレックス・リンス(1位)
「簡単なレースではありませんでした。今日のヴィニャーレス選手はコーナーが最速で、抜くのは本当に難しかった。最終ラップではリスクを冒して、オーバーテイクを試みなければなりませんでした。」
・アレックス・マルケス(3位)
「ハードブレーキング地点でかなりタイムロスしてしまいました。フロントのフィーリングがイマイチだったんです。でも、これで良いです。次戦に向けて改善していかなければ。」
★総合首位のルイス・サロムは4位。
★イタリア勢トップ、8位ロマーノ・フェナーティのコメント。
「少し前の方からスタートしたお陰で、良いレースができました。マシンも好調だったし、チームも良い仕事をしてくれた。KTM機が直線コースでうちよりかなり速かったんで、抜くのに苦労しました。うちのパフォーマンスが一歩前進したか?まず、マシンの理想的なセッティングが見つけられるもんですから、フィーリングも良くなるんですよ。」
★第1ラップでマリア・エレッラが転倒。第13ラップでマッテオ・フェラーリが転倒。第15ラップでズルファミ・カイルーディン(リタイヤ)と、エフレン・ヴァスケスが転倒。
(Source:2013年09月29日 Gpone記事より抜粋)