ご存知の方も多いかと思いますが…
先週の土曜日、ロッシ選手の私設コース『ランチ』で耐久レースが行なわれましてね。
90本1本勝負で、ロッシ選手は弟ルーカ選手とペアを組み…
おっ、今年はロッシ選手がスタートから走って、先行しようって言う作戦だったんでしょうかねぇ。
去年は、『ランチ』運営の右腕でもあるベテランのアルビさんと組み、まずはアルビさんからスタートと言う作戦でしたが…
そして結果は…
ロッシ&弟ルーカ組が見事1位!
2位がマッティア・パジーニ&サンキオ(元SBK選手で、来年のモトGP解説者)で、3位がフランコ・モルビデッリ&アンドレア・ミーニョの若手組。
ロッシ選手のコースなんだから出来レースなんじゃないの…って事はないですね、あれは絶対!
去年のランチ耐久レースの映像を観たんですが、もう、みんな、超真剣!!
最初にロッシ選手がレギュレーションの説明をしてた時なんかねぇ…
こんな真剣に黙って人の話を聞くイタリア人の集団を見た事がないってぐらい(失礼)!!
こちらは最後の集合写真ですな。
まぁ、数日後ぐらいにはレース映像がYouTubeにアップされるでしょうから、またご紹介しますね!
実は11月末頃、報道陣の皆さんに初めて『ランチ』が公開されたとかで…
イタリア大手サイト『Gpone』に、『ロッシの奇妙な学校』って見出しで記事が出てたんですよ。
せっかくだから、ちょっと、ご紹介しましょうか。
★ロッシ選手の地元タヴッリャ中心街から数kmの所に、私設トレーニング場『ランチ』がある。
★発案者はロッシ父ことグラツィアーノ・ロッシ元選手。現役時代、アメリカ人選手らがダートトラックでトレーニングしているのは見習うべきだと思ったから。
★ロッシ選手の『ランチ』にはオーバルコースはなく、左右のコーナーと坂からなるオフロードコースである。
★古い田舎家が、ピットボックス兼モーターホーム兼ホスピタリティとして使用されている。壁にかけられたスクリーンには、タイムテーブルが映し出されている。
★到着した選手達らが次々にマシンにまたがりコースへ出て行く中、ロッシ選手が最後に登場。ボックスへ戻ってくれば、まずはヘルメットを脱ぎ、それからコメントの嵐。ロッシ選手はアニキ先生と言った感じで、ジョークを飛ばし、比較しながら生徒ら(フェナーティ、バニャイア、弟ルーカ、ブーレガ、アントネッリ、ミーニョ等)の話に耳を傾ける。
★バニャイア選手の母親のコメント。
「ミニモト時代に戻ったみたいですね・毎シーズン、コースに行ったものです…冬場もね。」
(Source:2013年11月28日 Gpone記事より抜粋)
誰も卒業したくない学校…クリックPrego