『ヘイデン:全機Openになれば良いのに』
★ニッキー・へイデン
「正直に言って良いなら、1つのクラスに2種類のマシン・カテゴリーがあるって案は好きじゃないんですよ。全員が同じレギュレーションの下で、同じ内容、同じディテールのマシンを持つ方が良いでしょう。ただ、ご存知のように現在の経済状態では不可能な訳でね。それにレギュレーションが2種類あるってのは、ファンも混乱するんじゃないかと思うんですよ。
【ドルナが用意した電制ソフトウェアは、エンジンの調整や管理に制限が設けられるように作られているが…】実際のところ、僕らが使えてるのはアンチ・ウィリーコントロールだけで…例えば、第2コーナーで上手く機能したとしたら、第8コーナーでも同じような動きをするんですよ。つまり、この場合、エンジニアに向って“あのさ、ここではアンチ・ウィリーが最大限に機能して欲しいんだけど、そっちはそれほどでもなくって…あっちの方はもうちょっと欲しいんだよね”なんて言えないわけですよ。調整は1種類しかできないんです。ちょっとシステムが全て、そう言う形式で機能していて…全てのコースに合うような妥協点を見つけなければならないんですよ。
【もしモトGP機すべてが、Open機のレギュレーションで走る事になったら?】ドルナは電制システムの性能を好きなレベルにできるでしょう…ベースからマックスまでね。だからね、全選手Open機で走った方がファンは喜ぶんじゃないかと思うんですよ。問題はメーカーで…当然ながら、レースはマシンや電制を開発するための実験の場ですからね。ただ、将来的に全機Openになる可能性は現実的なものなんじゃないですか。
長い目で見るとね…ライダーがタイヤをバーストさせ、ウィリーし、コーナー進入口で地面からタイヤが浮く様を、ファンが見れるって言う方が、僕としては絶対に良いと思うんですけどねぇ。もっとドキドキするんじゃないかと思うんですよ。1ライダーとしてね…250ccクラスから上がってきた若年ライダーよりも、僕のライディングスタイルの方が合うんじゃないかなぁ。ファンの皆さんにはね、“おいおい、あんな事…俺には絶対できないなぁ”って思って欲しいんですよ。
今は電制システムのせいでね…ソファーに腰かけて僕らの事を観ていたら、やっぱりこう思うんじゃないかな…“フン、あんなのちょっと練習したら俺にだって出来るよ”って。」
(Source:2014年02月15日 Gpone記事より抜粋)
上の記事の中では、「ヘイデン選手のRCV1000R(ホンダOpen機)は、ある面において…少なくとも電制システムに関しては、RC213V機よりは初期の頃の990cc機に近い。」なんて事も書かれてますな。
しっかし…
チームといい、選手といい、Open機を好む発言がだんだん増えつつあるような…
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いやいや、できない、できない…( ̄ω ̄= ̄ω ̄)クリックPrego