ドゥカティ、みんな大満足：2015セパンテスト1

『ドヴィツィオーゾ：テストは大満足、GP15機に興味津々』

★セパンテスト最終日、ドゥカティは予定していた作業も完了し、大満足。ドヴィツィオーゾ＆イアンノーネ両選手は特に、GP14.3機の車台のセットアップおよび電制システムの仕上げに集中し、それぞれのリザルトに満足していた。

★特にアンドレア・イアンノーネが1分59秒388を刻み、ホンダ・ファクトリー組に続き3位（＋0.521）に食い込んだ。
イアンノーネ選手のコメント。
「大満足ですね…まさにポジティブってテストを終えて、家に帰れるんですから。初日から今日の夜まで、ずっと伸ばしてこれたんですよ。今日の午後、セカンドマシンの作業もして、色々なセッティングを試してみて、改良の方向性が正しいかどうかを理解するようにしてました。それから、電制システムも色々とテストしてました…GP14.3機用に進化させたソフトウェアを用意してきてたもんだから。だから、この3日間は作業も山積みでね…新しいチームにも満足してますよ。スタッフのみんな、凄い仕事振りでした。第2回セパンテストでのGP15機のテストが楽しみでうずうずしてるんですよ。でも、この何か月間での成長ぶりだけでも、かなり満足してますけどね。」

★ドヴィツィオーゾ選手は午前中、ソフトタイヤのパフォーマンスをフル活用できず、唯一の出走で完璧な周回を走行できなかったが、1分59秒874を記録し7位に（＋1.007）。作業予定は昼食時には終了していた。
ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「この3日間のテストには大変満足してます…うちの目標は、車台や電制システムをもっと改良することで…新マシンに役立つよう比較テストもしたかったんですよ。この3日間、ずっと速かったしね…ここは常に重要なところだから。それにタイムも2分を切れたし…ここのコースでの、僕の目標の1つだったんですよ。ネガティブ面があるとしたら、唯一…今日の午前、完璧ラップを出せなかったってことですね…それが最後のソフトタイヤだったんですよ。でも、それ以外の作業に関しては本当に満足してます。昨日も15周回のシミュレーションをやって、安定したタイムで、なかなか興味深い数字だったし。かなり満足してイタリアへ帰国できますね。それに新GP15機のテストも興味津々なんですよ。」

★ジジ・ダッリーニャ（ゼネラル・ディレクター）のコメント。
「2015年第1回テストは、私としては上手く行きましたね。ラップタイムに関しては満足してるし、特にこの3日間でこなせた開発に満足してます。ソフトウェアに関しては、もちろん、歩を進められたし…車台もそうですね。昨シーズン、試してる暇がなかったソリューションがあって…それもテストしてみたところ、次回のセパンテストでシェイクダウンさせる予定のGP15気の開発に向け、実に有用な情報が得られました。」

（2015年02月06日Moto.it記事参照）

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