『ドヴィツィオーゾ:ちょっと変なコース』
★4月16日(木)のアルゼンチンGP会見で、現在、総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾが次のように語った。
「去年に比べ、マシンは曲がるようになってるし、僕の走行ラインも色々な理由により無理矢理変ってしまってるんですよ。以前よりコーナー内側でブレーキをかけられるようになって…あと足りないのは2点だけ…ホンダ機に対してトラクションが足りないのと、ブレーキングですね。」
【アルゼンチン戦に向け、やる気満々で…】
「ここ2戦のリザルトがこんなにポジティブなものだったんですからね…うちのプロジェクトにはしっかりしたものがあると見ています。今のマシンだと、どこのサーキットに行っても調子が良いんですよ。週末の作業次第ではかなり良くなるし…ここのコースって、ちょっと変なんですよね…去年も誰も上手くコースを読めるような走りをしてなかったし。だから、いつもとは違うウィークエンドになるでしょう…だから良いスタートを切らないと…走行ラインやグリップを全て把握できるようにね。グリップはタイヤ関係やギア、マシンのセットアップに影響してくるから。ここではゼロからのスタートになるでしょう。でも、マシンのフィーリングが良い時は、それも可能なんですよね。」
【新マシン『GP15機』では、各サーキットでゼロから始めることになる?】
「GP14機のベースは使えませんからね…でも、データレベルでは全てチェック済みだし、新たなサーキットに来ても心配はしてません。必要なのは足りないものを改善すべく、ある種のテストをしていくことでしょ。」
【表彰台に上がれない可能性もある?】
「そう考えるのは適切ではないですね。優秀ライダーらが最高マシンに乗ったら上手くやれるものでしょ…ここでは簡単じゃないが、焦ってはいません。ベースは良いんだし、最終的な結果は僕らが握っている…お陰で落ちついた気分でいられますね。」
【開幕戦からメディアの注目を集めているが…ちょっと大変?】
「僕とドゥカティ機が出してる結果で、やっと露出が増えてきましたね。これまでは、僕もこう言うことはあまりなかったんで。でも、上手くこなしてますよ…見せ場を作ってね。こんな風に僕に注目が集まってくれるお陰で、ドゥカティのためにも、いつも上手くやろうって励みになりますね。」
(2015年04月17日『Motosprint』記事参照)
[amazonjs asin=”B00IGUHJQO” locale=”JP” title=”だから、わたしってすごいんです 注目型の生き方 分冊版人生の法則”]