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トム・サイクス、カール・フォガティとタイ記録:2015 SBK ドニントン

『サイクス:ドニントンに自分の刻印を残した』

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★5月24日(日)、SBKドニントン戦でホームレースとなるトム・サイクスがレース1・2ともに優勝した。これで同コースでは3年連続ダブル優勝を果たした。また、今回は予選/レースともにファステストラップも記録した。

★サイクス選手のコメント。
「レース1の後、ジョナサン(レイ、チームメイト)がファステストラップを出してたことを知って、モーターホームで不機嫌になってたんですよ(笑)。レース2で僕が(ファステストラップ)出せないようなら、今回のドニントンに自分の刻印を何も残せなかったも同然じゃないですか。最後までプッシュして、成し遂げましたよ。」

【レース1とレース2では作戦を変えた?】
「好スタートが切れたんで、抜かれないよう『Craner』コーナーと『Old Hairpin』の間までプッシュしまくったんですよ。その後は、逃げ切ってね。自分のパフォーマンスにもチームに対しても実に満足してます。これまでの厳しい…リザルトがパッとしなかった間もね…皆、僕に寄り添ってくれて…サポートしてくれたんですよ。」

【この3年間、ドニントンでは連続ダブル優勝しているが…その秘訣は?】
「正確な理由はないんですよ。ここ何年間か、カワサキ機でもってどっさり優勝してきたんだが、今年は新しいレギュレーションになり、シーズン序盤は、ただマシンを操ってるってだけで、戦って走ってると言う感じではなかったんですよ。今は、マシンの上で思い通りの事が大方できますけどね…それは傍目にも分かるでしょ。イモラ前戦が分岐点になりましたね…今回はマシンについて特に何も変えてないんですよ。」

【3年連続ダブル優勝と言うことで、カール・フォガティとタイ記録となったが…】
「知りませんでした。6連勝って言うのは良い響きですよね…でも、今は毎回レースで戦えるよう集中していかないと。」

【レース1とレース2ではどちらが楽しかった?】
「全然別物のレースでしたね。レース1はジョナサンと接線になって面白かったし…フェアな戦いだったしね…互いに敬意を払い合ってる間柄だから。レース2の方は、首位を独走して…好きなパターンなんですよ。退屈になったりしませんでしたよ(笑)。レイに何か問題があった風だったんで、僕はただひっそりと前に出て行きました。重要なのは最終的なリザルトであってね…同じものでしたけど。」

【これでSBKキャリアでは優勝24回となり、レイ選手の記録より1勝多いが…】
「そう言う記録にはあまり興味ないんですよ。うちはポテンシャルを有効活用しなければならないし…コンスタントにトップに入れる辺りに戻ってこれたしね。ポルティマオでは去年優勝してるし、ミザノでも好リザルトを出せてたし。またまた良いレースができると思いますよ。」

(2015年05月24日『Gpone』記事参照)

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