ジョナサン・レイ『ビーチで寝っ転がってるわけじゃない』2015 SBK ポルティマオ

『レイ：優勝するのは退屈じゃない』

★6月7日（日）、SBKポルティマオ戦でジョナサン・レイがレース1・2共に優勝を決めた。ここまでの7ラウンド14レースで優勝が10回、2位4回。総合順位では330ポイント獲得で首位を固持し、総合2位トム・サイクスに124ポイントの差をつけている。

★レイ選手のコメント。
「もちろんタイトルを見据えてはいるが、だからと言って、レースへの姿勢を変えるつもりはありません。何位かでゴールすれば良いって言うんじゃなく、僕は優勝をし続けたいんです。ドニントン戦のお陰でプラスアルファの目標ができました（※同戦では両レースとも2位だった）。観てる人達が退屈かどうかは知りません。走ってる僕の方は、もちろん、退屈なんかしませんよ。見かけほど簡単じゃないんで。ビーチで寝転がってるわけじゃないんですから（笑）。」

【去年までの6年間で15勝しかしてないことを思えば、勝ちたい気持ちも増してくる…】
「当然、僕も強い走りはしてるけど、でも、それができるようなマシンも必要だから。メカニックらのことを信用しないとね…いつだって懸命に作業をし、パッケージの改良を続けてくれてるんです。タイヤの保たせ方については、やっぱりドニントン戦でのミスからちょっと学んだんですよ…今回、うちの戦闘力は確実に高かったんです。明日はまた別の改良を加えて…こうも戦闘力の高いメーカーのために操縦できるなんて…特権って感じですよね（※6月8日（月）は走行テスト）。」

【今回は予選2で転倒し、グリッド8位スタートとなってしまったが…】
「ライバルらが精神的に優位にならないよう、あまり口にしなかったんだけど…でも、昨日の転倒はそれなりのものだったんです…膝と肘を強打してしまって。医療チームには本当に助けられました…マッサージと抗炎症薬なんかでね。起きた時は、昨日よりも楽だったし…ウォームアップでは良いリズムが掴めたし…2回とも良いレースができました。」

（2015年06月07日『Gpone』記事参照）

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