『2015 SBK ラグーナセカ レース2 トピックス』
★7月19日(日)、SBKラグーナセカ戦レース2が行われた。リアタイヤは全員が『SC0』を選択。
★レース1と同様に、チャズ・デイヴィス(ドゥカティ)がロケットスタートで完全制覇の優勝を決めた。ドゥカティ選手がダブル優勝を決めたのは、2012年イモラ戦のカルロス・チェカ以来、久しぶりのこと。
デイヴィス選手のコメント。
「またまた本当に嬉しいですね!24秒前半ペースを維持できたが、容易なことじゃなかったです。終盤ラップではタイヤが終わりかけていて、キツイなって思い始めて…でも、すべて上手くいきました。ドゥカティでは特に良く働いてくれて…僕の技術パッケージは望めるものの中では最高でした。本当に嬉しいです!」
★2位はトム・サイクス(カワサキ)。レース1と同様、チームメイト同士で競り合いを繰り広げ、勝負も同様の結果となった。
サイクス選手のコメント。
「チャズ(デイヴィス)はもの凄いレースで…無敵状態でしたよ。序盤では、もの凄いペースだったし。ある時点で、ギャップを縮められるかなって思ったんだけど、あまりにも離されてたし、後ろのジョニー(ジョナサン・レイ)のことも気にかけてないといけなかったし。2位が2回だから悪くはないでしょ…マシンのフィーリングも上手く掴めてたし。」
★3位はサイクス選手のチームメイトのジョナサン・レイ。最良とは言えないセッティングレベルだったようで、ミスや走行ラインアウトが多すぎた。
レイ選手のコメント。
「けっこう嬉しいですよ。マシンのセッティングはけっこう良かったんだけど、全て万全って状態ではなくって。良い操縦はしてたけど、フロントに期待してたフィーリングの100%はなかったですね。うちのメカニックに感謝しないと…今週末はもの凄い作業をこなしてくれました。」
★アプリリア組も、チームメイト同士の競り合いを繰り広げ、ジョルディ・トーレスが4位、レオン・ハスラムが5位となった。
★ダヴィデ・ジュリアーノ(ドゥカティ)はレース2でもスタートが悪く、その後、第2ラップで激しいハイサイド転倒を喫し、ジュリアーノ選手は3回転したものの、倒れた状態で全身の動かすことができた。
★第2ラップでシルヴァン・ギュントーリも転倒。転倒の経緯が奇妙で、ピットボックスに戻ろうとしていたアレックス・ロウズに、アウト側を走っていたギュントーリ選手が引っかかり、転倒リタイアとなった。
★第3ラップで小雨が降り出し、ウェットタイヤに履き替えたロウズ選手がコースに復帰したが、雨脚は強くなりそうでならず、結局、第9ラップでリタイア。
(2015年7月19日『Gpone』記事参照)
『2015 SBK ラグーナセカ レース2 リザルト』
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