『レイ：モトGPには乗りそこねた…僕のホームはSBKにある』
★9月20日（日）、SBKヘレス戦で総合優勝を決めたジョナサン・レイが次のように語った。
「長い旅でしたね…浮き沈みも多くて…ここ最近はもう少し穏やかな感じになってたけど。2002年の（コーリン）エドワーズ対（トロイ）ベイリスのタイトル争いはずっと観てました…あれに感化されたんですよ。僕のストーリーもどこかの若手ライダーに影響を与えてると良いんですが。夢はずっと見続けるべきですよね。」
【この重要なゴールを切った瞬間の感想は？】
「素晴らしいですね…子供の頃からの夢でしたから。ライダーになりきって家の周りを自転車で走っては、一人でコメントしてね。この感動の全てを、もっとこなして吸収しないと。ここに至れたのは、僕自身とそして家族による多大な努力と犠牲の賜ですから。」
【ホンダで長年走り、カワサキに乗り換えた途端に目標達成したが…】
「ずっと素晴らしい作業グループと組んでこれたんですが…でも、確かにタイトル獲得はカワサキ機なしでは不可能だったでしょうね。去年、ここで契約書にサインをしたんですよ…だから、ここで総合優勝を決められたって言うのはライダーにとっても、メーカーにとっても意義深いことですね。」
【今後、SBK選手権ではどんな将来が待っていそう？】
「総合優勝するのは、これまでのキャリアのなかで最も困難なことでした。タイトル防衛は更なる努力が必要でしょうね。10月8日にバルセロナで新ZX-10R機が公表されるんですが、冬期オフシーズン中に今のマシン以上のものにすべくモチベーションはかなり高くなってます。
（総合優勝の）鍵はコンスタントだったことでしょうね。毎回、表彰台に上がれて…今回は2レースとも4位だったんで今年最低でしたけどね。マシンのバランスは良く取れているんで、この特性を維持させていきたいです。」
【モトGP昇格については？】
「あまり先を見ないようにしてるんです…でも、高い戦闘力を持ってモトGPに行くような流れには乗りそこねたと思うんですよね。まだ僕は28才で…でも例えば、若い頃から好みの女性を探し続けながら、いまいちしっくりこない女性と付き合って…そして全く別のタイプと付き合ったら、その人とは結婚したみたいな感じで。僕の場合は。それがカワサキなんですよ。」
【総合優勝できると確信したのはいつ頃？】
「カワサキ機に乗って5周ぐらい走ってみた時ですね（笑）。アラゴンだったんだけど…ヘルメットの中でずっとニヤニヤしてました。こんなに安定感のあるマシンに乗ったことはなかったですね。すぐに（トム）サイクスと同じ待遇にしてもらえたし。」
【クールダウンラップでは2輪レース界の名選手2名のヘルメットを被っていたが…マン島TTレース参戦を考えたことは？】
「僕はマン島に住んでいて、僕が住んでる辺りではもの凄く人気があるんですよ。祖父はダンロップ選手の取り巻きをしていたしね。でも、僕のキャリアはSBKにあるんで、TTレースに出る気はないです。でも、観るのは好きだし、参加選手らには最大の敬意を払ってます。」
【家族の重要性は？】
「本当に大きいです。レースに出るため、両親には時間的にも経済的にも多大な犠牲を払ってもらいました。兄弟姉妹が3人いるんですが、3人とも僕の夢に夢中になってくれて。家族の絆は本当に強いですね。今は妻と息子もいるし。やっとバランス良いところに辿り着いたって心境です。」
（2015年09月15日『Gpone』記事参照）
ジョナサン・レイ選手の奥さんって、フィリップアイランドのご出身なんだそうで…
【メルマガ34号 2015年09月25日 発行】
【レイ総合優勝、ヴィニャーレス乗り説、メランドリ就活】
●ジョナサン・レイSBK総合優勝：美人妻の内助の功もあり
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SBKからモトGPへの[昇格]ってなんか違和感ありますね。
モトGPはプロトタイプ車両の世界選手権で、SBKは市販車両の世界選手権。
全く違う選手権なんですから、SBKが踏み台みたいな位置付けなのはファンとして気にいらないですね。
昇格ではなく移籍が正しいと思います。
WSSとモト2なんて相変わらずWSSの方が速い場合がありますからね。
この場合でWSSからモト2へ昇格とは言わないでしょうし。
レイ選手 おめでとうございます！ 今年のレイ選手は、本当に圧倒的に強かったですね。2レースを残してのチャンピオン獲得ですが、2ヒート制なので、モトGPで言えば4レース、つまり、次戦のアラゴンでのチャンピオン獲得に相当するわけですので・・。 ポイントは安定性と言っていますが、決して3位とかを拾っているんではなく、圧倒的に勝ち続けてましたので、本当にあっぱれです。 チームメイトにここまで差をつけたのも素晴らしいです。
ところで、しっくりこない彼女とはホンダの事を指しているんでしょうねー。 ホンダは今回のレイ選手の圧勝をどう見ているんでしょうか？ 確かにホンダは世界一の技術力を持っているんでしょうけど、なにか実際に市販車を売るマーケティングと、レース活動がかけ離れているように感じます。 RCVに相当する市販車はないですし（うん千万するものはおいといて・・ですが）、市販車に直結するSBKでは、今回のレイ選手のチャンピオンでいみじくも戦闘力のなさを露呈してしまいましたね。 ホンダがそこにフォーカスを当てていないのはわかるんですけどね・・ 自分が二輪車を買うとしたら今回のレイ選手のコメントを聞けば、CBRではなくZXRを購入します。 それはSBKというカテゴリーにある面白さだと思うんですけどホンダは・・まあ気にしてないんでしょうね 最近のホンダにはどうもすっきりしません。
話はそれましたが、レイ選手 本当におめでとうございます！
レイは本当に遅いCBRで苦労したのがやっと実ったって感じで、
本当におめでとうって言いたい。
そして苦戦してるのが、CBRが激遅であることを証明しましたね。
圧倒的強さでした。その一言に尽きます。
ただホンダ時代には不思議だったんじゃないですかね。鈴鹿で走らせたCBRは耐久マシンだけどあんなに速かったのに、自分がいつも走らせているCBRはなんでこんなに遅いんだろうか、って。
来年ZX-10Rのモデルチェンジですが、カワサキファクトリーで参戦、なんてないですかね？
けどもファンデルマークはちょくちょく表彰台行ってるし、他よりそこまで遅いとは言えないような…そういえばPATAもヤマハにいくしスズキとHONDAヤバいな
メランドリもだけど、みながみなmotoGPに行かなくても良いですよね。
SBKは市販車ベースの王者ならスペシャリストとして極めても良いと思う
むしろWSSが若手成長の場としてステップアップでSBKかmotoGPを選択する流れになれれば
間逆なことを言いますが一握りしか勝てないマシンのmotoGPよりもワークス外れた実力者はドンドンSBKに移籍して勝ちにいって欲しい。
ベイリスみたいにSBKでチャンプ決めてスポットでmotoGP参戦して勝つのも面白いですしね