MotoGP

2016 ヘレスGP【モトGP:FP2リザルト&トピックス】

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『2016 ヘレス モトGP FP2トピックス』

★4月22日(金)、ヘレス戦 モトGPクラスのFP2が行われた。快晴だが、それほど暑くはない。

★今回のミシュランタイヤは、昨年11月にホンダ&ドゥカティがテストした時よりかなりカーカスが固くなっており、グリップ面やリアタイヤの持久性に関し多くの問題が生じている。マシン調整作業はかなり必要で、ドゥカティ等のメーカーが苦戦している。

★首位はホルヘ・ロレンソ(ヤマハファクトリー)の1分39秒555。自身によるFP1首位タイムより0.5秒速い。最終出走の際に新しいタイヤを履き、トップタイムを記録していた。
ただし、昨年の記録には遠く及ばない(レースでのトップラップは1分38秒735、PPタイムは1分37秒910)。
いずれにせよ、ロレンソ選手はペース面も速く、1分40秒前半で周回していた。

★2位はマルク・マルケス(+0.345、ホンダファクトリー)。ロレンソ選手のようにセッション終盤でタイヤ交換せず、終始、同じタイヤで周回していた。最終セクターで苦戦。ペース面に集中。
昨年、ヘレスで行われたミシュランテストではタイヤと電制システムで苦戦していたが、現在は上位に位置している。

★1分40秒の壁を破ったのは1位〜2位のみ。

★3位はサプライズで、アレイシ・エスパルガロ(+0.538、スズキファクトリー)。今シーズン初めて、チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレス(6位、+0.893)より速い。
セッション中、エスパルガロ選手はウィングのテストもしていたが、自己最高タイムはウィングなし、新タイヤで記録。

★4位もまたもやサプライズのエクトル・バルベラ(+0.674、ドゥカティ・プラマック)。
チームメイトのユージン・ラヴァティも10位(+1.370)、新タイヤ使用。

★ドゥカティファクトリー組がいまだ不調で、特にフロントのセッティングが上手くいってない。
ドヴィツィオーゾ選手が7位(+1.182)。
イアンノーネ選手が11位(+1.462)で、FP1/FP2両方で苦戦。

★ヴァレンティーノ・ロッシは5位(+0.727、ヤマハファクトリー)。ペース面での作業を進め、1分40秒2〜1分40秒3を記録していた。リアに一番固め、フロントにミディアムを使用。

★ホンダ勢はマルケス選手のみが突出しており、ダニ・ペドロサは9位(+1.370、ファクトリー、FP総合8位)、カル・クラッチロー13位(+1.557、ホンダLCR)。ジャック・ミラー20位(+2.349、マークVDS)、ティト・ラバト21位(+2.675、マークVDS)。

★ステファン・ブラドルもウィングのテストをしていた。15位(+1.623、アプリリアファクトリー)。

★ダニーロ・ペトルッチ代役のミケーレ・ピッロは19位(+2.286、ドゥカティ・プラマック)。

(2015年04月22日『Gpone』記事参照)
(2015年04月22日『Moto.it』記事参照)


『2016 ヘレス モトGP FP2リザルト』

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『2016 ヘレス モトGP FP総合リザルト』

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POSTED COMMENT

  1. 111 より:

    路面温度も34度に上がりタイヤも変わって、FP2で順調にタイムを大きく縮めてきたのが、ロレンソ、マルケス、アレイシ。少し縮めたのが、ロッシとビニャ。変わらないのがダニ。ドカは問題解決に時間がかかってるのかな? ドビがT2で最速タイムだしているので、そのうち上がってくるかな。

    マルケスは遅かったT4のタイムを縮めてきたけど、ダニは変わらない。遅くなってる区間もある。なんでだろ? タイヤのマッチングかな?

    マルケスのは今回は一発タイムのようだけど、ロレンソは39秒台で4周、40秒台前半で7周くらいしている。ロレンソの逃げ切りがあるかもしれない。明日もあるからわからないけど。

    ロッシは最初、区間タイムを少し縮めた後に何をしていたんだろ? わからん。タイム的には40秒中盤かな。今のままではロレンソについて行くのはしんどいかな。明日のFP3,4に期待。

    ◉区間最速タイム
             T1   T2   T3   T4   sum
    FP1 LORENZO 25.125 14.640 29.991 30.514 100.270
    FP2 LORENZO 24.862 14.548 29.811 30.334 99.555
            -0.263  -0.092 -0.18  -0.180 -0.715

    FP1 MARQUEZ 24.982 14.733 29.991 30.945 100.651
    FP2 MARQUEZ 24.760 14.567 29.767 30.618 99.712
            -0.222  -0.166 -0.224 -0.327 -0.939

    FP1 Aleix    25.247 14.764 30.140 30.787 100.938
    FP2 Aleix    25.043 14.609 29.818 30.617 100.087
             -0.204  -0.155 -0.322 -0.170  -0.851

    FP1 ROSSI   25.119 14.621 29.986 30.756 100.482
    FP2 ROSSI   25.013 14.583 29.852 30.641 100.089
             -0.106  -0.038 -0.134 -0.115  -0.393

    FP1 VIÑALES 25.137 14.652 30.110 30.942 100.841
    FP2 VIÑALES 25.020 14.637 29.968 30.679 100.304
            -0.117 -0.015 -0.142 -0.263  -0.537

    FP1 Dani   25.112 14.613 30.044 30.921 100.690
    FP2 Dani   24.980 14.671 30.064 30.892 100.607
            -0.132 0.058  0.020 -0.029 -0.083

  2. motobeatle より:

    ここへレスでは特にロレンゾの流れる様なコーナリングワークが映えますね。
    やっぱりマルケスも上げてきた。
    アレイシも!マーベリックに一矢報いたかな?
    そのマーベリック、かなりギリギリの走りに見えました。
    コケるなよぉ!w

  3. 111 より:

    > カーカスが固くなっており、グリップ面やリアタイヤの持久性に関し多くの問題。。

    やっぱりタイヤか〜。
    でもロレンソが調子がいい。フロントにハードを履いていたと思うけど。
    ロッシやマルケスはタイヤの特性理解と馴染んでいたのかな。ロッシ(FP2から)とポルも羽根をつけていた。ウィリー対策よりはフロントタイヤのグリップを良くしたいのかも。

    多くのライダーがタイヤに翻弄されているのかな?
    またフロントタイヤに何を履くのかで明暗が分かれるかもしれない。

  4. YZR-M1 より:

    やはりヤマハ以外のマシンの悪いところが出てしまっている感じですね、ホントにトラクション不足、その上フロントも安定しない・・・ヤマハワークスだけがブレーキングでも加速でも暴れていない状態。それこそフロント荷重少し重めのフロントミッドシップみたいな。

    まぁ予想どおり過ぎて、来年のホルヘが心配になるのですが・・・それにしてもマルケス以外のホンダの沈みようがハンパないです、マークVDSの二人はアプリリアにやられているというからもう(ミラーは足の怪我の影響ですかね)・・・ワークスに手一杯で全くサポートない感じなのでしょうかね??あれだけマシンが暴れてればしょうがないとは思いますけど。
    なんか前後で違う動きしてるように見えますね。前後の荷重の移動が大きすぎてふらふらしてる感じ?

    ドゥカティは曲がって無いですね!!進入も良くないけどスロットルオンでドアンダー出てるのが、ホルヘとドビの比較映像ではっきり映し出されてましたし苦労するでしょう・・・特にミッキーマウス的なサーキットでは。ドゥカティはホンダと違ってリアの荷重が残ったままでフロントのグリップが足りない感じ?

    スズキは全体的にフラフラ感が拭い切れない感じか?これまた前後で違う動きしてる感じに見えますね・・・結構フレーム動いてる??みたいな。特にスイングアームピボットとその辺りのリアのエンジンハンガーあたりから前後にねじれてる感じか?あとホイールベース短めにも見えますね。

    アプリリアって未だにペースも遅くて・・・だけど結構安定してますよね(笑)ただ速さは足りてない。

    ここからホルヘが連勝するようならホンダはきつくなるでしょうね。

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