『サロムの思い出を語る:マルケス、ペドロサ、ヴィニャーレス、リンス』
★マルク・マルケスがバルセロナGP予選後、故ルイス・サロムの思い出を次のように語った。
「(ルイス・サロムは)闘士タイプでした。ケガをしてもマシンに乗り、走り続けるタイプでした。かなりの怖いもの知らずで、いつも全力を尽くし、タイトル獲得までもう少しでしたよね。僕にとっては素晴らしい人物で…コースを走ってる時の闘士振りが僕は好きでした。」
★ダニ・ペドロサがバルセロナGP予選後、故ルイス・サロムの思い出を次のように語った。
「(一度深く息を吸い)好青年でした。パドックで行き交った時なんかは、ものすごく元気づけてくれるんですよ…『最高リザルトを期待してる』って言ってくれて。僕は子供の頃はミニモトレースに出るのにマヨルカ島に行ってたんで、ご家族とも知り合いなんです。皆さん、あそこの出身だから。今日はダヴィド(サロムの従兄弟。昨年はカワサキ機でSBK参戦)と一緒にいました。
(ルイスが)ルーキーズカップに参戦し始めた時から、(ダヴィドが)よく僕に応援メッセージを送ってくれてたんです。僕はいつもルーキーズの若手選手に注目してるんで…僕も同じような感じでレースに出るようになったものだから。互いに上手くやりたいもんだって、いつも思い合ってました。これが僕のルイスについての思い出です。」
★マーヴェリック・ヴィニャーレスと故ルイス・サロムは、2013年モト3クラスでタイトル争いをし、2014年モト2クラスではチームメイトだった。
6月3日(金)、サロム選手の訃報を受け、ヴィニャーレス選手が次のようなツイートを出した。
《君は僕のライバルの中でも最もタフな1人で、最高のチームメイトの1人で、そして友達だった。》
Tú fuiste uno de mis rivales más duros, uno de mis mejores compañeros de equipo y después un amigo. Luis39 pic.twitter.com/SaNyfAwJZS
— Maverick Viñales (@maverickmack25) 2016年6月3日
★アレックス・リンスと故ルイス・サロムは2013年モト3クラスでタイトル争いをし、2015年は『Páginas Amarillas HP 40』でチームメイトだった。
リンス選手がバルセロナGP予選後、故ルイス・サロムの思い出を次のように語った。
「(サロムについて)最高に幸せな良い思い出がずっと残ると思います。最終戦までタイトル争いをしました…いつだってルイスからたくさん学びながらね。去年、チームメイトだった時はコースを降りれば僕と同様、いっつも冗談ばかり言って、チーム内は凄まじい感じでした。僕も、あの時のチームのメンバー全員も、本当に本当に残念に思っています。」
【サロム選手はモト3クラス9勝の最多勝選手で、リンス選手は8勝だった。この点に関してはサロム選手にずっと敵わない…】
「(笑)そうですね、永遠に敵いませんね。そして、彼はその結果に相応しいライダーでしたよ。」
(2016年06月04日『AS』記事参照)
(2016年06月05日『AS』記事参照)
(2016年06月03日『AS』記事参照)
(2016年06月04日『AS』記事参照)
ルイス・サロム選手のご家族、ご友人の皆様に心よりのお悔やみを申し上げます。
読んでて涙出てきました(T ^ T)