『ロッシ:アッセンGP後、激しく自己批判していた』
★7月14日(木)、ザクセンリンクGPでヴァレンティーノ・ロッシが次のように語った。
「家にいて、激しく自己批判してました。ひりひりするような失望感が数日続いてね。その後はビッグチャンスを逃したと言う後悔ですよ。あいにく今年のスケジュールはバルセロナの後もアッセンの後も2週間のブレイク期間があったんで、集中力が落ちないよう気をつけてないとならないんですよね。」
【アッセン決勝戦後は自身のことをマヌケ呼ばわりしていたが、レース映像を観ても、そう思う?】
(関連メルマガ記事:【2016年6月29日 発行 Vol. 97】2016アッセンGPまとめ その1 ヤマハ ロッシ転倒の原因『間抜けなんてもんじゃない…』)
「レース2の方がミスを犯しやすかったのは確かですね。偶然ではなく、大勢が転倒していたでしょ。ただ、やはり今でもそう思いますよ。あれは重大なミスでした。もっとゆっくり走っても優勝できるポテンシャルはあったのだから。」
【今回はどんなGPになりそう?】
「あいにく天気も悪いし、寒いし、今週末の天気予報はずっと悪そうだし。僕らライダーはいつだってドライ希望なんですよ。去年の週末みたいなね。マシン作業も上手く進められて良いグランプリでした。ホンダ2機には前に出られてしまったが、それほど引き離されたわけでもないし。ここ数年、ここはずっとホンダ有利で(※2010年以降ずっとホンダ勝利)、そのうえマルケスとペドロサもここは得意コースなんですよ。ミシュランタイヤとワンメイク電制システムになっても、やっぱりそうなのか見ものですけどね。」
【ザクセンリンクとは、どんなコース?】
「かなり特殊で、他のサーキットとは違うんです。タイヤの左側を酷使するコースですね。モトGP機の馬力に合ってるとは言えません。ここだともっと小型マシンの方が面白いでしょう。コース前半が特にそんな感じで…後半の方はけっこう高速コースでね。モトGP機でさえ読みの難しい地点があって、第11コーナーに続く3ヶ所のコーナーやら下りの高速右折コナーやら…高速地点の走りを有利にするには色々な取り組み方があるんですよ。」
【それ故にミシュランは初めて非対称コンパウンドのタイヤを用意してきた…】
「そうです。2015年のブリヂストンが考えた案です。コースの特性からすると、ここでは重要ですね。」
【ザルコ選手がテック3からモトGP昇格するが…】
「そう言う可能性があると言うことは知ってました。モト2クラスでも一、二を争う優秀ライダーで、スタイルが特殊ですよね。ヤマハM1機にどんな風に合わせていくのか見ものでしょう。問題はないと思いますけどね。」
(2016年07月14日『Moto.it』記事参照)
(2016年07月14日『Gpone』記事参照)
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