『ダッリーニャ、新カウル満足:結果はシミュレーションに出ている』
★3月11日(土)カタールテスト2日目、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾが新カウルのテストを行った。
★データ収集ができたうえ、レースシミュレーションの結果にもポジティブに反映していた。
★他メーカーはウィング内蔵型カウル(※アプリリアの場合、正確には内蔵されているのはウィングではないそうです)に留まったが、ドゥカティはカウルのコンセプトを大幅に変え、2枚のウィングを隔壁で連結させたものをカウルとしたのだ。
★ジジ・ダッリーニャ氏(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)のコメント。
「新カウルが出した結果にはけっこう満足してますよ。今回は取れるデータを取っただけだが、結果はレースシミュレーションにかなり反映されていたので満足ですよ。」
【新カウルについての感想は?】
「データをさらに分析してみなければならないが、当然のことながらネガティブ面とポジティブ面の両方を備えてますね。ネガティブ面を取り除くべく作業していかねば。加速面においては、同カウルは好調のようです。だが、スピード面やコーナー旋回においては、まだ何かしら補完する必要がありますね。」
【長期に渡っての目標は?】
「エアロダイナミクスと言うものもマシンのあらゆるパーツ同様、モディファイを加えると、ある部分においてはプラスになるが、別の部分においてはマイナスになるわけです。ウィングの時もそうでしたしね。ネガティブ面を最小化させていかなければ。昨年のウィングに関しては、かなり上手く作業していけましたからね。」
(2017年03月14日『Motorsport.com』記事参照)
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