『ロレンソ:ヘレステストで僕もマシンも良くなった』
★ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ・ファクトリー)がアルゼンチンGPを控え、次のように語った。
「カタールより厄介なレースなんて考えがたいですね。第1ラップでは膨らんで走ったりもしたんですから。誰にとっても難しいコンディションだったが、僕にとっては特にそうでした。マシンを学習中の身ですから。」
【ロレンソ選手はミスから学ぶタイプ…】
「うちの限界点には、まだまだ近づいていないってことを学びました。マシンの反応にもっと慣れなければいけないと言うこともね。でも、焦らず、ゆっくりとね。リザルトはともかく、着実に良くなっていっていることは実感できてるから。
ヘレステストでも、また一歩前進しました。僕だけではなく、マシンの方もね。今回は、それを発揮できるようなコンディションになってくれるかどうかですよ。テストでは84周回をこなしたんですが、おかげでマシンに馴染めました。新しいマテリアルも試してみたんですが、スピードを上げていく助けになってくれそうです。」
【新カウルも?】
「ポジティブですよ。ただ、全体的にもっと手を入れなければなりませんけど。」
【問題を解決し、進むべき道に集中…】
「ドゥカティは実にプロフェッショナル揃いで、すべてを分析し、かなりの情報を集めています。僕も、どう反応していくべきかを家で研究してきました。」
【そして、今回はアルゼンチン戦…】
「ここは長い直線コースがあるトラックなんで、有効活用していきますよ。これまではドゥカティ機の得意サーキットなんですよね。ドヴィツィオーゾがけっこう表彰台に上がってきてるし。僕の得意サーキットではないが、限度は設けず、さらに速くなることを目標に立ち向かっていきます。」
【しかし、アルゼンチンは常にトラックに懸念事項があるが…】
「ここのトラックは、序盤がいつもバタバタするんですよね。トラックが汚れていて、タイヤが速攻でタレてしまうんですよ。その後、FP2からはもう全てがリアルになってきてね。手応えよくスタートできたなら、なにかと楽になってくるんですけどねぇ。」
【ドゥカティ機もグリップの高いトラック向きだし…】
「ドゥカティ機はグリップが高いと良い仕事をしてくれるんですよ。ただ、すべてのコンディションで良い動きができるようなマシンを作っていかないと。」
(2017年04月06日『Gpone』記事参照)
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