『ロレンソ:違いを出すにはドゥカティ機がもっとソフトになるだけでいい』
★5月5日(金)ヘレスGP、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティファクトリー)が4位を獲得した。
★ロレンソ選手のコメント。
「僕のライディングスタイルはスマートだって話だけど…もっと手応えが良くなったって言えますね。コーナーでの手応えが最高でした。ブレーキングもそうです。ペドロサの首位タイムには程遠いですけどね。まだまだ、やるべきことは山積みだし、特に、フロントとエンジンですよ。ただ、セッション中、何分間か上位にいられたんで満足してます。」
【一瞬、トップに立っていたし…】
「ランキングで自分の順位を見るのは良いもんでした。ただ、他の選手も柔らかめタイヤを履き出したって分かったんでね。とにかく、良い手応えですよ。ただ、重要なのはレースペースの方だから。」
【ロレンソ選手の中で何かが変わったの?】
「当初は勘で操縦していて、遅かったですね。例えば、セパンテストとか。確かに、以前よりはあまり考えなくなりました。ヤマハ機に比べると、多分、コーナー進入よりも立ち上がりの方を犠牲にしなければならないでしょう。」
【ヤマハ機と違うのはそこだけ?】
「ヤマハ機の方が高速コーナーでかなり安定してるんですよ。確か、ストーナーもドゥカティ時代、ここのコーナーのいくつかで苦戦してたはずでしょ。ただ、今は改善できましたけどね。」
【新たな挑戦に向け、過去は消し去った方が良い?】
「消し去ると言うよりは、ひたすら目を配り、考え、試していくことですね。選択が上手くいく時もあれば、そうじゃない時もある。僕のスタイルにあるものは、きっとこのままでしょう。ドゥカティ機がもっとソフトになったら、他の選手に差をつけることができるようになるでしょうね。」
【今日の4位は悪くないのでは…】
「今日の順位は良かったですね。ただ、マルクやヴァレンティーノのパフォーマンスに引っかかるわけにはいかないから。明日は2人とも前に出てくるでしょう。あの2人がプッシュしてたら、僕は6位〜7位だったかもしれないし。もちろん、うちの目標は予選2入りです。可能だとは思ってます。」
【明日も日曜日も気温が上がりそうだが…】
「それがネガティブに働かなければ良いんですけどねぇ。グリップが落ちたらドゥカティ機が苦戦するのは確実だろうから。その辺の障害がそれほどはっきり出てこないってことが重要だろうから。」
【なぜ新カウルを使わないの?】
「ウィング禁止なんて意味ないと思うんですけどねぇ。そうなると、あのパフォーマンスを出すのは厳しいんですよ。特に、直線コースでのスピードを落とさずに出すのがね。他のチームだって同じだと思うんですけどねぇ。」
(2017年05月05日『Gpone』記事参照)
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