『ペドロサ:優勝は自分を解き放ったから』
★5月7日(日)ヘレス決勝戦、ダニ・ペドロサ(ホンダファクトリー)がポール・トゥ・ウィンを獲得した。
★ペドロサ選手は表彰台で嬉し涙を流した。
★今シーズンよりアドバイザー役を務めるセテ・ジベルナウ元選手のコメント。
「僕は友達であって、コーチではありませんから。」
★ペドロサ選手のコメント。
「年と共に自分の行動を意識するようになってきてるんですが、まさにそう言う点に手を入れてみました。自分で物事を引き起こすことができるって分かってくるもんじゃないですか。結局のところ、『ペドロサはアウトサイダーだ』とか『優勝候補だ』って言われようが、僕にとってはどうでもいいってことです。自分自身の目標に集中してるから。」
【そのやり方で上手くいっていそうだが…】
「今回のレースは、はたで見てるより難しいものだったんです。僕は面白かったんですけどね。難しいコンディションで、いつ転倒してもおかしくないって感じでした。正直なところ、スタート前はちょっとプレッシャーを感じてました。でも、その後は集中して、自分を解き放ちました。」
【すべてがスムーズに運んだ…】
「レース序盤はもっと速く走れたんですが、マルク(マルケス)よりも柔らかいタイヤを履いてたんで、ストレスをかけたくなかったんです。中盤以降、マルクがプッシュしだしたんで、近づかせないように頑張って…でも、各コーナーでかなり気を配ってました。最終的には素晴らしい週末になりました。よく働いたし、自分らのミスから学べたし。ここまで戦闘力が高いのは良いもんですね。」
【現在、首位と10ポイント差で総合4位だが…】
「アルゼンチンでミスをして、ロスしてしまった分のポイントをちょっと挽回しましたね。確かに、ヤマハ機のことは奇妙ですけどね…何が起きてたものやら。彼らにとっては通常のレースではなかったでしょ。ここではいつも優勝候補だったし、彼らはル・マンでも速いですから。」
(2017年05月07日『Gpone』記事参照)
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