『ロレンソ暴露:ホンダに売り込みに行った』
★ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティファクトリー)は先のムジェッロ戦で優勝した後、来季、ホンダファクトリーに移籍することを発表した。
★ロレンソ選手が6月14日(木)、バルセロナGP会見で次のように語った。
【ホンダとの契約交渉はかなり秘密裏に行われていたが…】
「そんなの誰にも言わなければ良いだけですよ(笑)。
僕としてはドゥカティで始めたことを仕上げるべく、あのまま継続していくのが第1希望だったんです。少なくとも、ル・マン戦まではね。
ドゥカティが他の選手と交渉を始めたようだったんで、僕の方でももっと先のことを考えることにして、自分からホンダに売り込みに行ったんですよ。
いずれにせよ、最終戦まで全力で頑張るつもりです。ヤマハの時のようにね。」
【契約交渉について、もっと詳しく…】
「最初、ミラーとペトルッチの名前が上がってきて驚いてたら、数週間後、本当の話なんだって分かって…ル・マンGPになったら、もういつ発表されてもおかしくないって感じだったんです。」
【ホンダではどんな風になりそう?】
「僕は大勢から、まるで世界選手権にデビューしたての16才のライダーみたいに思われてるんだけど、各マシンで速い走りをしてきてますからね。トレーニングの成果もあり、遅かれ早かれホンダ機でもそうなるでしょう。
マルク(マルケス)とは良好関係だし、互いに敬意も払ってるから。」
【現在、ドゥカティ機で好調だが…】
「ドゥカティ機も良い時期を迎えて…戦闘力の高いパッケージだし、改善すべく作業してきて、ゴールまでペースを維持できるようパズルのピース1つ1つをきちんとはめ込んでいったんです。
ここは得意トラックだし、この間のテストもポジティブでしたしね。」
【タイトル争いの方は?】
「2輪レースの世界では信じられないことが起きるじゃないですか。60ポイント差から追い上げるとかね。まぁ、非常に難しいことではあるけど。
うちは1勝しただけだし、先のことは分からないから。
現在のモトGP機の戦闘力はかなり上がっていて、マシンもライダーも質が上がってますからね。だから、連勝していくって言うのはかなり難しいでしょ。」
【ダニ・ペドロサの将来はどうなると思う?】
「どうするつもりなんでしょうね。ただ、落ち着いた様子だから、引退ってことはないと思いますよ。皆、継続して欲しいと思ってますしね。僕は五大最強ライダーの1人だと思ってるんで。
もし辞めるとなったら、偉大なチャンピオンライダーを失うことになってしまうでしょう。」
(2018年06月14日『Gpone』記事参照)
ロレンソ選手のホンダ移籍について、マルケス選手が一言…
ホンダファクトリーからのオファーを断った選手らは誰?
詳しくは、こちらでどうぞ。
2018ムジェッロGPまとめその2 ヤマハ&スズキ、ホンダ契約まとめ[2018年6月14日 発行 Vol. 191]
●ホンダ契約まとめ
・マルケス「ロレンソ契約についてホンダに相談された」
・イタリア報道「八百長チーム誕生」
・ペドロサ引退の信憑性は?
・ホンダファクトリー入りを大勢が拒否
・ホンダを蹴ったミールの見込みは?
他
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自分を差し置いてペトルッチやミラーと交渉を始めたという事実だけでも
チャンピオンライダーとしてのプライドが許さなかったんでしょうね。
というかその時点では改善が期待できなかったし、ホンダと交渉するいい言い訳ができたと思ってたりして。
しかしムジェロに続き、カタルーニャは天晴れとしか言えない走りでした。
嫌いとはいえ2レース連続優勝となると、素直に本物が戻ってきたということを認めないといけないですね。
こうなると来年もドゥカでの走りを見てみたかったなーとなりますし、本人もそう思う部分あるでしょうね…。
一方のドヴィは不運続きなので、どういうかたちでシーズンを終えるのか、
それによってドゥカ首脳陣も後悔したりするのかな…!?