『ロッシ：昨日よりかなり良い、勝負して行ける』
★ヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー）が7月14日、ザクセンリンクGP予選で6位だった。
★ロッシ選手は予選リザルトに満足している様子。
★ロッシ選手のコメント。
「今日はかなり良い調子でした。マシンの荷重バランスが上手く改善でき、午前セッションからスピードが上がってましたね。あと、昨日、加速を改善しようと電制システム関係でちょっと違うものを試してみたんですが、残念ながら、それは上手く行きませんでした。従来のセッティングに戻すのは簡単だったし、実際、マシンの動きは良くなるでしょう。
けっこう良い感じですよ。ペースもまぁまぁ良いし、マシンの乗り心地も良い。極めてペースの良い選手もいるようだけど、ただ、明日はかなり拮抗してくるだろうから、また良い競り合いになるんじゃないんですか。
良い予選でしたよね。けっこう強い走りができていたし、コースレコードも更新し、皆、拮抗してますよ。
2列目スタートは良いですよ。レースに向けて良いポジションになってるでしょ。強い選手は、皆、前の方からスタートしますからね。
リアタイヤの選択が鍵になるでしょうね。ミディアムかソフトか、まだはっきり決めてないんですが…タイヤ選択でレース後半に違いが出てくるでしょうね。なんたって、30周もあるんだから。」
【特殊な戦略を立ててのレースになりそう?それとも、アッセンみたいな集団戦になりそう?】
「ザクセンリンクでのこれまでのレースでは、ここでアッセンのような記憶に残るような競り合いはなかったんですよね。正直なところ、なぜかは分かりません。多分、トラックの作りのせいなんでしょうかねぇ。
だから、アッセンみたいなレースには、そうそうならないと思いますよ。ただ、貴方が言うように、上位陣は何か戦略を立てて走るかもねぇ。タイヤ温存を考えてとか…もしかしたら、集団戦になったりとかね。
正直なところ、FPセッションでのペースを見る限り、僕ら8選手がけっこう似たような感じなんですよ。もしかしたら、また集団戦になったりするのかなぁ。」
【モト2予選ではトップ5内にVR46関係の選手が4名入っていたが…】
「うちのモト2選手らに関しては、本当に鼻が高いですよ。今日の順位なんか、まるで『ランチ』で走ってる時みたいでねぇ。トップ5内に4名でしょ。
パゾ（パジーニ）のこともペッコ（バニャイア）のことも本当に嬉しいし、もちろん、バルダ（バルダッサッリ）のことも嬉しいです。
でも、もっと嬉しいのは、うちの弟のことですよ。今日は本当に優秀だったから。午前も午後も強い走りをしていたし、肩がまだ完治していないことを思えば、実に上手いこと作業してますね。お祝いを言いますよ。明日、良いレースができて、トップ5内に入ってくれたら良いんですけどねぇ。」
（2018年07月14日『Moto.it』記事参照）
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