ロレンソ『ロッシもマルケスもどちらも間違っている』2018ミザノGP

『ロレンソ：ロッシもマルケスもどちらも間違っている』

★9月6日（木）、ミザノGP会見でホルヘ・ロレンソ（ドゥカティファクトリー）が次のように語った。

「ミザノは右回りトラックで、好きなんですよね。2008年以降、常に上位リザルトを取っているし。
ドゥカティ機はかなり改善され、去年よりもけっこうバランスが取れてます。僕は（マシンについて）かなり良く理解できたし、アンドレア（ドヴィツィオーゾ）も、いつもの彼のリザルトを維持してますよね。
ここ2戦は僕ら2人がそれぞれ優勝してたし…シルヴァーストンでも2人とも前にいたから。最近やったミザノテストも良かったんで、うちは好調って言って良いんじゃないかな。
ただ、レースは色々あるから…転倒なんてこともね。去年はかなり自信があったのに、集中力が切れた瞬間に転倒してしまったんです。まぁ、今年は少なくともドライレースでやれそうですけどね。」

【ロッシ選手がマルケス選手との握手を拒否していたが…】
「僕としては、2人とも間違ってると思います。ヴァレンティーノ（ロッシ）は、あまりのプライドの高さ故に握手を拒否してたのが間違いだったし、自分のファンに『何もしていない選手にブーイングはするな』って言わないところが間違ってますよね。
マルク（マルケス）は、ヴァレンティーノの言動や行動を気にし過ぎなところが間違いです。自分のことだけ考えて、前に進んで行けば良いんです。」

【先日のF1モンツァ戦ではチームオーダー発動でハミルトン選手が逆転勝利を遂げていたが…】
「去年はああ言う状況だったからドヴィツィオーゾに手を貸したけど、現在、僕らは同レベルですからね…そう言うことをする道理にはならないでしょ。」

【シルヴァーストンでは、最終的に選手らのイニシアチブによる会合でレース中止が決まったが…】
「なぜ全選手が（会合に）参加しなかったのかは分かりません。選手の大半が参加し、正しいだろうと思われる決断をしたのは確かですけどね。全員の状況を把握するのは難しいから。本当に連絡が行ってなかったのかどうかとかね。」

【シルヴァーストン・サーキットは何が悪かったの？】
「古いアスファルトの上に新しいのを敷いてしまったんで、陥没が残ってしまったんですよ。
レース中止は残念だったけど、あのコンディションでは完全に無理だったから。マルクに比べ、僕らはプラスにもマイナスにもなってしまってたでしょうしね。とにかく、ああなるとタイトル争いどころじゃない…1レース1レースについて考えていかないとね。」

（2018年09月06日『Gpone』記事参照）

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シルヴァーストンの賠償問題は？
ドルナが今後、アスファルト鑑定システムを作る？
詳しくは、こちらでどうぞ。

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●シルヴァーストンGP雨天中止まとめ その2
・賠償問題はどうなるのか？
・シルヴァーストン、強気の姿勢「批判は受け付けない」
・ドルナ「責任はアスファルトの施工業者にある」
・アスファルトだけが原因ではない
・ドルナ、問題解決には励むが問題の予測はしない
・ドルナ、アスファルト鑑定システムを設ける
・今後、シルヴァーストンでのGP開催は？
・事前ウェットテストは本当に不可能だったのか？
・選手らが謝罪
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