MotoGP

マルク・マルケスはジキルとハイド

『マルク・マルケスはジキルとハイド』

★先のブリーラム戦で8回目タイトル獲得を決めたマルク・マルケスは日頃からチームの功績を讃えており、現在の技術スタッフは9名中5名がモト2時代から追随し、残りはモトGP昇格時に加わったメンバーである。

★カルロ・ルッツィ氏(マルケス選手の電気エンジニア、イタリア出身)は、マルケス選手が別格ライダーだとすぐに気づいたと話している。

「『普通のライダー』と何年も働いてきて、ある日、超最強ライダーが登場し、自分にはこう言うものが必要なんだときっちり説明してくるんですよ…もう、本当に別格って感じでね。」

【マルケス選手にも弱点はあるの?】
「マルクについては、どこか100%じゃない箇所なんて見つけられないでしょうね。ちょっと信じがたいことですよ。
改善していくことに決して飽きないと言うか…とにかく、生まれながらの完璧主義者って感じでね。
二重人格とでも言うか…僕はよく『ジキルとハイド』みたいだって言ってるんです。
ピットボックスにいる時は100%技術者って感じで…とにかく全てをきちんと説明し、常に冷静で落ち着いてますね。ところが、トラックに出た途端、完全に人格が変わるんですよ…激情的にね。
実にバランスの取れた、非の打ち所のないライダーですよね…性格的にも、あの根性や度胸からしても。しかも、メディアの前では常にポジティブだし。
メカニックやエンジニアとミーティングする時もそうですよ…まず、ポジティブなところから話を始めるんです。たとえ気に入らない点があったとしてもね。
とにかく、よく出来た人ですよ。」

★ルッツィ氏は当初、F1のベネトンチーム等でサスペンションを担当し、2000年より世界選手権125ccチームに移籍、その後はSBKやスーパースポーツで経験を積んだ。
2008/2009年にホルヘ・ロレンソチームで働いた後、ホンダへ移り、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ケーシー・ストーナーに付き、2013年よりマルケス選手のチームに入っている。


(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)


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POSTED COMMENT

  1. 異常なライダー より:

    ホルヘもケーシーも「普通のライダー」なんだね…

  2. より:

    二人共、走り以外は普通だったんでしょうね。
    感情のコントロールとか、エンジニアへの説明とか。
    いや、普通以上に気難しそうだしね。
    スタッフとして、ライダーへの精神的ケアや、云うことを解読する必要がないマルケスって感じなんでしょうね。

  3. アリ より:

    普通が一番。
    そう考えるとマルケスは変わってるんでしょ。

  4. 34t より:

    ストーナーは少し気難しい性格だったらしいですね。
    純粋に走ること、レースすることにしか興味が無い・・・・セッティングも何も決まってないマシンでも速いタイムが出せたみたいなので、メカニックやエンジニアいらずな人だったのかもしれません。
    ブリヂストンにいた浜島さんも細かく注文してくるロッシと比べ、ストーナーは硬いのでいいよと言うくらいだったと語ってます。

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