『メランドリ、ドゥカティの思い出:マシンが怖かった…』
★2019年末に引退したマルコ・メランドリは、2008年にドゥカティからモトGP参戦したが、絶不調の末に総合17位(51ポイント)となり、みずから翌年の契約を破棄して同チームから離脱した。
★当時のチームメイトことケーシー・ストーナーが同じマシンでタイトル争いをするほどの活躍ぶりだったことが、メランドリ元選手の立場を悪化させた。
★メランドリ元選手のコメント。
「ドゥカティから参戦した時、1年やってギブアップしたんですよ。2年契約だったけど、2年目に受け取るはずだった金を諦めて、変えることにしたんです。乗る気になれなくってね。あのマシンのことが怖いって思うことさえあったから。ライダーが怖いって思ってしまったら、もう速くなんて走れませんよ。
決断は容易ではなかったけど、でも、別のプロジェクトが頭にあったんで…カワサキからの参戦って言うのがね。ところが、(カワサキは)モトGPから撤退してしまったでしょ。」
【たびたびツイていない事態に陥っていたが…】
「マシンを信頼できないなら、そうそう速くなんて走れませんからね。しょっちゅう転倒し、さらに自信を失ってしまう。
世界一のライダーになって、世界一のマシンに乗れる可能性がある一方、自分のライディングスタイルに合わないマシンに乗ってしまうと、然るべきフィーリングが掴めなくなって、もう速く走ることなんてできなくなるんですよ。」
【2008年にはストーナー元選手がドゥカティ機で総合2位になっていたが…】
「当初、(僕の方は)けっこう厳しいわけだけど…でも、その後、自分の感覚に従うべきだってことにちょっと気づくもんでね。
そうなると、もうチームメイトや他のライダーのことなんか気にならなくもので。なぜ転倒ばかりして速く走れないのか、その時点では理由も分かってるわけだから。
どんどん落ちていく渦の中に巻き込まれたら、あとはメーカーを変えるしかないもんなんですよ。
それ以外の選択肢はないですね。」
#MotoGP | Melandri ricorda la Ducati: “Avevo paura della moto”https://t.co/uEmkLRowyP
— Motorsport_IT (@Motorsport_IT) December 27, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Motorsport.com』)
ドゥカティ機の長年の問題点はどこまで解決してるのかって話は有料閲覧『note』で!!
どこかで聞いた展開
まあコーナリングでアクセル開けたら真っ直ぐ進むマシンなんて常人なら乗りたくないよね。
それでも乗ってタイムを出さなきゃいけないのがプロだから。
ダイゴとメランドリ似てるかな?
玄人好みのいいレーサーでした。
RC211Vサテライトでもロッシに度々勝ったし
R1やBMWで、トップにジワジワ迫っていく数々のレースは保存版です。
ウォーブル出まくっても平気でタイム出していたバレ曰く天才だけに、あの頃よっぽど乗り難かった?
以前に乗り方とセットアップ特殊と聞いたけど。
カワサキワークスで走れていたらどれ位やれたのかと思うと残念ですね。