MotoGP

ペトルッチ談2『アプリリアとKTMのどちらかに移りたい』

『ペトルッチ:アプリリアとKTMのどちらかに移りたい』

★6月5日、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティファクトリー)がインタビューで次のように話した。

[ 前編はこちら ]

【貴方としては、モトGP残留を希望しているのでしょ…】
「そうですね。A案はモトGP残留です。アプリリアとは何年もの間、契約の話が持ち上がっていたけど、結局、こうやって下からファクトリーに成り上がっていく流れを優先してきたものだから。
現在はアプリリア機にけっこう関心が寄せられてますしね。ただ、あそこのライダー陣は、今、デリケートな状態だから。
アレイシ(エスパルガロ)は契約更改されて当然だろうけど、イアンノーネの方が…どうなるか分からないでしょ。
僕はイアンノーネには敬意を払ってるんで、もし控訴で負けて活動停止処分を受けることになったりしたら残念なんですよ。
あと、ポル・エスパルガロとホンダの件で、話の流れがまた変わってしまったし。
今年はライダー同士の戦いじゃなくて、マネージャー同士の戦いになってしまって…まぁ、レースがないんじゃ、ライダーには何もできませんからね。
チェスみたいなもんですよ。まず、ドヴィが駒を進めて…今、合意に向けて交渉中だって話だから。ただ、どこまで進んでるかは知りませんけどね。
それから、ヴァレンティーノ(ロッシ)の決定にもよるでしょう。今のところ、優先順位の高いライダーが複数いるわけだから、まずはそっちに決めてもらって、僕はその後だから。」

【現在、具体的な話と言えば、アプリリアとKTMだが…貴方の希望は?】
「モトGP継続ですね。ここまで積み上げてきたことを、きちんと成し遂げたいんですよ。去年は後半で調子が落ちたとは言え、僕にとってはベストリザルトだったんです(※総合6位)。
モトGP参戦を始めてから、どんどん良くなっていってるし、もっと良くしたいんですよ。まだ、きちんと成し遂げてはいないんだから。
あとは、どこのメーカーにするか…検討しなければならないことが山積みで。
モトGP関係の交渉で、いまだ本格的なものがないんですよ。話はしているけれど、日々、動きがあって、流れが変わってきてるから。」

【KTMのシートが1つ空きそうだが…。難しいマシンだけど意欲あるプロジェクトだし、心惹かれる?】
「もちろん、惹かれますよ。同様に、アプリリアにも惹かれます。新マシンは早々に速い走りを見せて注目されてたから。レース業界では珍しいことでしょ。
テストでも速かったからアプリリアに行きたいと思うし…KTMも良いですけどね。あそこも最近は絶賛成長中だから。
実のところ、ポル・エスパルガロの移籍の決意にはちょっと驚いてるんですよ。あそこのプロジェクトの要だって言うのにね。
とにかく、どちらのメーカーでもこれまでの僕の経験を活かせるでしょう。僕もモトGPではちょっと長いんだから。これから伸びていくようなプロジェクトに身を投じてみたいんですよ。
KTMは表彰台を獲得していたけど、アプリリアはまだでしょ。でも、どちらもトップを目指しているから、どちらかのマシンで参戦できれば嬉しいですね。」

[ 後編に続く ]


(参照サイト google 翻訳:『Sky』)
(Photo:Instagram


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