『ドヴィツィオーゾ:不調の原因がなにも分からない…』
★8月9日(日)、チェコGP決勝でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が11位だった。
★グリッド18位スタートから追い上げた。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「冬季テストの際、新リアタイヤのせいで浮上してきた問題点をなんとかしようと、この3年間に培った経験をもとに対応してきたんですが…この3年間、それなりのリザルトが出せてましたからね。
とにかく、現在、なにも上手く機能してくれないんですよ。これまでやってきた対処の仕方では、今回の問題は解決できないんです。状況をきちんと掌握できないんです。
データをきちんと検証してからじゃないと明言できないんですが…ヘレスのバニャイアも今回のザルコも非常に速かったわけですが、セッティングが僕らが使っているものと全然違うんですよ。
異なる操縦をしなければならないことは明白なんですね。」
【特にどの辺でロスしてしまっているの?】
「ブレーキングなんですが、僕にとっては受け入れがたいことで…これまで僕の強味と言えば、ハードブレーキングだったわけですから。
ところが、ヘレスも今回もそこでロスしてしまうんです。僕がブレーキングでセロコンマ何秒のロスをするはずがないんですよ…だから、それはつまり、何かを取りこぼしているわけで…然るべき回答が得られていないと言うことなんです。」
【ザルコ選手が2019年版マシンに乗っていることが影響しているのでは?】
「それはないですね。2019年版と2020年版は酷似してますから。もしそうなら、あまりに話が簡単すぎますよ。
新リアタイヤのせいで変わってしまったのでしょう。プッシュしようとすると常にハンドルが切れ込んでしまい、まともに操縦できず…どうしてそう言う状況になるのかが、はっきりしないんですよ。」
【それで、どうしてだと思うの?】
「僕とペトルッチ、ミラーの3人が苦戦していて…つまり、このマシンのことを良く知っているわけですよ。これまでの経験をもとにマシンを調整しようとするじゃないですか。
一方、それほど熟知していないザルコとバニャイアが違いを出すことができてるんです。まぁ、この辺はただの仮説なんですけどね。」
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
松浦静山. 肥前国第9代平戸藩主、松浦清の言葉。
頭固くなってて新しい考えについていけてないと言うてるように聞こえるのは俺だけ?
何となくだけど、
本当は不調の原因を分かってるけど認めたくないって感じかな、と思た。
昔からドカってバイクは先入観を持って
バイクを自分に合わそうとすると
早く走れず(メランドリやロッシ)
先入観無しで自分をバイクに合わせられる
人のみ(ケーシーのように)が早く走れる
そんな、バイクなんですね。
なんだかフェラーリのベッテルと被って見えますね
マクグラスがスズキからヤマハに移籍した時も言ってましたね。マシンを自分に合わせてようとし過ぎた。自分をマシンに合わせなければならなかったって。前年ボロボロだったライダーが、翌年タイトルを獲れる様に、トップライダーの成績の差は、素人には分からないレベルの違いでも影響が出てしまうシビアな世界。ドビ、ロッシ、すべてのモトGPライダーが真の実力を完全に出し切ったレースが早く見れる様になれたらと思う。
積み上げた経験が役に立たないなんて、とても受け入れ難いですね。
とりあえず、ザルコのマシンに乗ってペッコの後ろを走ってみよう!
ミラーはその逆で!