『メランドリ公表、SBK撤退』
★今年7月にレオン・キャミア後任として『Ducati Barni』チームよりSBK参戦していたマルコ・メランドリが、2020年末までの契約を中断することとした。
★メランドリ選手のコメント。
「契約中断は苦しい決断でしたね。ただ、僕は自分の身体の声を聞いてやらなければならなかったんです。
大きな期待を胸に復帰したものの、レースを負うごとに薄れていってしまい…自分の特性がこのマシンには合わないと言うことが身に沁みたものだから。レースウィークエンド中に挽回していくのは、本当に厳しいものでした。
良いレースをこなし、楽しめるだろうと思って復帰してみたものの、チームが懸命に作業をしてくれたにも関わらずマシンへの信頼感がどうしても掴めなかったんですよ。
こうした状況で続けても意味はないし、チームと腹を割って話し合い、やる気のある若手に席を譲った方が良いと思いました。
後悔はありません。こう言う経験をしなければ、挑んでみたらどうだったのだろうと思い続けてしまうのだから。でも、今はやってみた結果、はっきりしたわけですからね。
まぁ、期待していたような結果ではなかったですけどね。」
★また、メランドリ選手は9月9日、自身のInstagramに次のように投稿している。
《現状にぴったりくるような写真が見つけられなくってねぇ…。
こう言う経験をさせてくれた『Ducati Barni』チームやスタッフ全員、マルコ・バルバボーには心から感謝しているけれど、ここまでってことにするよ。
後悔せずに生きていくのに失敗は必要なことだし、今は実に心穏やかな心境だから。
マシンに関しては、一度たりとも走り心地の良さを感じられず…だから、若手に譲ることにしました。未来を担うのは彼らだからね!
今後は現在進行中の『DAZN』での貴重な経験(モトGP実況解説)や、E-バイクの方に集中していきますよ。E-バイク界への道が拓け、僕にとっては新たな人生なわけでね。
みんな、本当に有難う!!!!》
★なお、メランドリ後任としてサムエレ・カヴァリエーリ(今季、『Ducati Barni』チームよりイタリア選手権参戦中)がバルセロナSBK戦より参戦する。
同選手は昨年のSBKミザノ戦にワイルドカード参戦し、レース1が20位、レース2が13位だった。
UFFICIALE – Cavalieri al posto di Melandri dal round di Barcellona: Finisce anzitempo il ritorno alle gare del ravennate: "Decisione sofferta, ma devo ascoltare il mio fisico". Cavalieri: "Dovrò imparare da tutti e non pormi traguardi" https://t.co/sEnhn9vgJd pic.twitter.com/zSqLFnn8S5
— gpone.com (@gponedotcom) September 9, 2020
(参照サイト:『Gpone』)
ブルノ&オーストリア、スティリアの『GPまとめ』3本とも読むなら『まぐまぐ』がお得です!
メランドリ、ドカのマシンと相性が悪過ぎる様な
その方が良いでしょうね
モチベーションが上がらない状態で世界選手権は危険過ぎる
1度引退すると実戦復帰は難しいんだろうね
モトGPの時のドカを思い出すけど、今回の決断は潔くて気持ちいいね。
合わないものは合わないもんね。
一度引退して心境が変わったんだろうね。
デスモセディチの黒歴史はともかくSBKで1199Rの時は上位で好走していたから必ずしもドカが合わないって訳ではない。
何回か浪人しても今までは復帰して結果出していたけど一旦引退を決意してからではモチベーションが戻らないんでしょうね。
マヌエラさんやお子さんとセカンドライフを楽しんで下さい。
ファクトリーチームで無いバイクは遅い。でも言わないところが素晴らしい。代役お疲れ様です。メランドリーのことは忘れません。素晴らしいライダーです。2014年のアプリリアSBKは最高でした。250で世界チャンピオン取った経験からギュントーリに与えた試練は、最高でした。ピットサインのイカリマークも最高でした。マヌエラさんとずっと仲良くね。