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『マルケス復帰は本当にもうすぐ』サンティ・エルナンデス

『エルナンデス:マルケス復帰は本当にもうすぐ』

★マルク・マルケス(ホンダファクトリー)はヘレス1戦目の転倒で右上腕骨を骨折し、ヘレス2戦目で復帰を試みたものの断念。その後、8月初め頃、挿入したプレートが破損し、2回目の手術を受け、現在、療養中である。

★11年前よりマルケス選手のチーフメカニックを務めるサンティ・エルナンデス氏が、最近、次のように話した。

「マルクはいつでも復帰できるような状態で、本人も指折り数えて過ごしてますよ。
僕はひたすら電話が鳴るのを待ってるんです。それが復帰の合図かなぁ〜と思って。こっちは準備万端ですよ。ただ、復帰のためだけの復帰なんて論外ですからね。100%の状態に回復し、無駄なリスクは負わないようにしないと。」

【今年のチャンピオンシップについては…】
「理屈から言って、もはやうちに希望はないだろうから、マルクは日々(回復に向けて)努力し、前のめりにならないようにしないと。
ただ、本人の行動を逐一見ている限り、そろそろかなと言う感じはしますけどね。
チャンピオンシップの現状に関しては、8戦終えても他を引き離して首位に立つような選手が出てこないのが不思議ですよね。
まぁ、マルクが場外となってしまったものだから、メインライバル陣が虚をつかれてしまったのかもしれませんね。」

【注目の選手はいる?】
「ジョアン・ミールがまだ1勝もしていないとは言え、チャンピオン候補と言えるでしょうね。彼がタイトルを取っても驚きませんよ。ただ、上位10位までは、まだまだ拮抗してますけどね。」

【マルケス選手の代役としてステファン・ブラドルが参戦しているが…】
「あれは楽な仕事ではないですよ。選手とテストライダーのかけもちでしょ。ほんの数日でアプローチやメンタリティを変えていかなければならないのだから。
将来に向けてのマシン開発作業と、短いレースウィークエンドで自分自身のためにマシンを改善していく作業は別物だから。」

【マルケス選手がアラゴン戦(10/16〜18)で復帰するのではと見られているが…】
「マルクは超ポジティブ思考で、常になんだって順調と思っているようなタイプなんですが…今回はリスクを負うわけにはいきませんからね。リスクを負っても何の意味もないと言うのもあるし。
とにかく、確実に全快しなければ。毎日、容態を確認していかないとね。医師らに回復具合をきちんと診てもらって、本人も実際どんな手応えなのかを掴むようにして。
できるだけ早々に復帰できたら、誰にとっても万々歳だが…ただ、今年はこう言う年なんだからマルクも楽に受け止めて、自分やケガのことだけを考えていかないとね。
ラスト1戦なら、それも良し。3戦ならば、それも良しですよ。チームはいつでもOKの状態ですからね。とにかく、復帰のためだけの復帰は意味ないから。もはやうちは、チャンピオンシップに関しては決まってしまってるんですからね。
僕の電話が鳴ったら、どのGPからだって準備万端ですよ。」

(参照サイト:『Moto.it』)

リンス選手の独特のスタイルが有利に働くかもってって話は、note『カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!

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