『ミール:タイトル争いのプレッシャーで遅くなってるわけじゃない』
★10月10日(土)、ル・マンGPでジョアン・ミール(スズキファクトリー)がFP総合12位で、予選14位だった。
★ミール選手のコメント。
【総合順位で8ポイント差のクアルタラロー選手が、予選でPPを獲得したが…】
「正直なところ、明日、僕が表彰台に上がれるとは思えません。いつものような感触がなくて…いつも予選は苦労してるけど、でも、ペースは良いんです。ところが、今回はそうじゃないんですよ。
ファビオ(クアルタラロー)のPPは…正直なところ、今日は他の選手のことを心配している暇はないです。自分自身に集中してるんで。
ファーストローにはペトルッチとミラーもいるから、ファビオはなかなか逃げ切れないと思うんですよね。でも、今も言ったとおり、僕はマシンの手応えを取り戻すことだけに集中していくつもりです。」
【上手くいきそう?】
「正直なところ、今日は本当に厳しかったんですよ。本当に苦戦してしまって。改善することはできてるんですが、それでもまだ足りなくって。伸びしろはあるけれど、でも、ここまで後方スタートだと…。
追い上げていこうと思ったら、信頼感を取り戻さないと。」
【やはり、タイヤの熱入れで苦労しているの?】
「そのために作業を続けてるんです。序盤セクターでかなりロスしてしまい…0.5秒はロスしてます。最初の左折コーナーに差しかかった時、マシンを上手く止めることができず、猛スピードで進入してしまうんですよ。
それ以外の箇所では速いんで、その点はポジティブなんですが、明日、良いレースをしようと思ったら、そこのコーナーでせめて0.2〜0.3秒挽回しないと。」
【リンス選手も苦戦しているから、マシンに問題があるのでは?】
「ライダーやマシン、タイヤのせいにはしたくないです。結局、それら全てが重要であり、現在のコンディションではそれが上手く機能していないと言うことですから。戦闘力が上がらないから、作業していかなければならないんです。
気温が低いのは問題ですよね。走るにはぎりぎりって状態だから。他のクラスでも転倒が多発しているでしょ。転倒しても、その理由がはっきりしてないと信頼感は掴めないものだから。
1〜2列目を獲得できるようなポテンシャルはあったと思うんだけど、予選1から始めて、感触がイマイチの時にプッシュするのは容易なことじゃなくって。
2本目のタイヤでは追い上げて行けてたんですが、イエローフラッグのせいで減速しなければならず…。」
【タイトル争いのプレッシャーもあるのでは…】
「そう言うこととは関係ないです。と言うか、僕、プレッシャーって好きなんですよね。最大限の力を引き出してくれるから。とにかく、問題は別のところにあるんです。」
Mir: "Sono lento ma non per la pressione. Non riesco a scaldare le gomme": "Non ho fiducia nell'anteriore e nel primo settore della pista perdo mezzo secondo. Quartararo è in pole? Con Miller e Petrucci sarà difficile per lui scappare" https://t.co/gczgs1zQd9 pic.twitter.com/IS5CnY2JuZ
— gpone.com (@gponedotcom) October 10, 2020
(参照サイト:『Gpone』)
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