『ダッリーニャ:今、ロレンソはどこのマシンに乗っても遅いだろう』
★12月11日、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)が伊サイトのインタビューで次のように話した。
[ 中編はこちら ]
【ホルヘ・ロレンソの件について、後悔している?】
「ライダーについての話は、人についての話ですからね。選ぶのも、関係を維持するのも難しいもので、最終的に多くの要因が影響してきますから。
今更ではあるが、やはり、ロレンソを残留させていた方が良かったでしょう。ただ、誰でも状況をきちんと認識し、決断すべき重要な時を渡り切らねばならないものだから。
あの頃のロレンソは必要なものをまだきちんと見せていなかったわけで…あの時点での状況を見る限り、ああ言う決定がなされてしまうのは見えていました。
まぁ、今更ではあるが、もっと違う決定をすべきではありましたけどね。」
【ロレンソ元選手は、10月のポルティマオテストの際に見せいていた速さが現在の実力だと思う?】
「問題は…レーサーと言うのは、本人のやる気とか、やりたいことから遠ざかってしまっては駄目なんですよ。私としては、ホルヘがまたレーサーをやりたがっているとは思えませんね。つまり、どのマシンに乗っても速い走りはできないでしょう。オートバイで強い走りをするために必要なことをやるような、励みとかモチベーション等がないんですよ。大の4輪好きではあるが、それだけでは不十分でしょう。
レーサーと言うのは、実に複雑で、難しい職業じゃないですか。シーズン中に遭遇する困難を乗り越えていくには、然るべき心構えが必要なんですよ。」
【ヤマハがエンジンバルブでミスを犯した際、なぜもっと厳しく糾弾しなかったの?】
「正直なところ、ヤマハを訴える必要などなかったですからね。みずから訴え出て、テクニカルディレクターにエンジンバルブを検査するよう求めたわけですから。
そして、テクニカルディレクターがある結論を引き出し、スチュワートパネルが処罰を下したと言うことです。」
[ 完 ]
GPONE TO ONE, Gigi Dall'Igna, il divorzio da Dovizioso, la firma impossibile con Marc Marquez: Il numero 1 di Ducati Corse rivela un retroscena: la decisione di lasciare Dovi era già stata presa l'anno prima! Rivelazioni sulla trattativa con Marquez,… https://t.co/9UFte8aOmj pic.twitter.com/iVCigVznye
— gpone.com (@gponedotcom) December 11, 2020
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
マルク・マルケス選手の容態・現状についての最新情報は、note『マルク・マルケス、4回目手術の可能性が浮上』でどうぞ!
ドゥカはミラーとザルコに掛かっとるな。この二人にシーズン通して開発能力があるのか無いのか?!ちと不安ではあるが…。
ヤマハの事を厳しく糾弾して処罰が厳しくなったら
自分達がやらかした時に困るからだろう
ドカはルールの解釈とか隙間を突くのが好きだから
ダッリーニャ氏は、あの時ホルヘを残留させられなかったことを心のどこかに引っ掛かっているのですねぇ。
タラレバになってしまいますが、もしホルヘがドゥカティに残留していればMotoGPの勢力図は違うものになっていたと考えます。
ドカの台所事情も厳しくて、ジジさん達首脳も頭を痛めることが多いのだろうけど、例の現場意見無視のCEO独断決済は問題ありだよね!
来季は若手中心になるけど、今後年俸高騰が発生する度に主力の流出必至みたいだね。
主力が流出することでアプリリアも追いついてくるとそれはそれで良いのかもしれないですねぇ
グレジーニも来シーズンで手を引くようだし、セカンドライダーも結局スミスの出戻りになりそうだし、なんか今の感じだとアレイシ引退とともに撤退しちゃうんじゃないかと