
『ワイン・ガードナー:息子レミーにモトGP昇格の話が来たが…』
★ワイン・ガードナー元選手(1987年500cc総合優勝)が最近、息子レミー選手(22才、2020年はモト2で総合6位)のモトGP昇格について次のように話した。
「2019年に『Stop and Go(※現ONEXOX TKKR SAG)』チームに息子を入れたんだが…当初は色々と確約してくれてたはずなのに、なにも上手く行かなくってね。
例えば、レミーは2020年に新マシンに乗れるはずだったのに、結局、2019年版だったんですよ。2年間、こんな状態で…まぁ、はた目には分からない、内輪の話だけどねぇ。観客はトラックで走ってっる姿しか知らないわけだから。」
【しかし、2020年にレミー選手は総合6位を獲得し…】
「まぁ、いまや各チームも分かってきたようでね…レミーは最終戦で優勝したわけだから。本来なら、あのマシンで取れるようなリザルトじゃないのに、やってくれたわけですよ。
いまや、引っ張りだこでね。皆、ヒートアップしてしまって。サメがうようよ寄って来たって感じで…いまや、あちこちのマネージャーがレミーの実力を認めてるんですよ。」
【2019年にヨハン・ザルコがKTM離脱を決めた際、レミー選手にKTMからオファーが来たそうで…】
「本来なら、もうモトGPに出ていたはずなんですよ。KTMからイケル・レクオナの後任にってオファーが来てたんでね。本当なら、あそこのシートを獲得してたはずなんですよ。
エルヴェー(ポンシャラル、KTMテック3チームマネージャー)がレミーを推してたんです…息子に才能があると分かってたわけだから。
レミーはエルヴェーのチームからモト2に出ていたことがあり…2018年なんか、2014年版マシンに乗ってたんですからねぇ。
ところが、結局、昇格とはならず…レミー本人が、まだ早いって言ったんですよ。モトGPに上がって、かっこ悪いことになって、結局、降格なんてことになりたくないって。
まぁ、モトGP昇格のチャンスがあっても、長く参戦できれば良いが、リザルトを出せなければモト2に…もしかしたら、モト3降格なんてことにもなりかねないでしょ。
楽なステップアップではないし、タイミングが大切だから。あと、適切なチームを選ぶこととね。」
★なお、レミー選手は2020年、表彰台に4回上がり(優勝1回、2位1回、3位2回)、2021年は『Red Bull KTM Ajo』からモト2参戦する。
Wayne #Gardner: “#Remy avrebbe potuto essere già in #MotoGP”https://t.co/MBQZTh2woK
— Motosprint (@motosprint) January 4, 2021
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
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素人にはなかなかどれくらいのものかわからないけど、親父さんみたいな熱い走りを期待してます。雨の鈴鹿で転んでカウルを剥ぎ取って追い上げた父親に昔感動した。結局また転んだけど。
ずっと親父のファンだったけど、息子の方が大成しそうな気がします。
ajoからktmへステップアップと言う道筋が出来たってことかな?
2022年の方がチャンスがあるのかも。
TV視聴だけですと誰のシャシーが何年落ちとか伝わってこないからこういう話は興味深いですね。
ブルーサンダー二世、できれば日本のメーカーでモトGPを戦って欲しいですね。
>レミー本人が、まだ早いって言ったんですよ。
>モトGPに上がって、かっこ悪いことになって、結局、降格なんてことになりたくないって。
なんとなく父親譲りの頑固さを感じて好感を持ちました。
8耐に来ないか? OKIさんお金出せる? 11番開けといてよね!
そんな風に見えないのはボクだけか…
才能あるヒトは型遅れのマシンでも光る走りをするし、チャンスがあればもぎ取っていく勢いもある。
チャンピオンとはそういう人種です。
まぁ、親が親なだけに、各種プレッシャーがあるのはわかりますが。
こういう話を後から言い訳のように暴露するのはかなりカッコ悪いですね。
その時の判断をしたのはあなたたち親子な訳で、「判断ミスでした」と大声で言うてるようなものですよね~
確かに穿った見方だ
ajoさんには気を付けて….(涙)
現役時代はあの風貌もあってカッコよかったが、こうしてあんまり暴露するのもどうかと。。。
まぁ事実なんだろうけど、レクオナに敬意を欠いた発言だよなぁ。