『エスパルガロ:父親になって恐怖心が出てきた…』
★ポル・エスパルガロは2020年末にKTMファクトリーを辞め、2021年よりホンダファクトリーからモトGP参戦する。
★エスパルガロ選手は2020年シーズン、5回表彰台に上がった(3位が5回)。
★現在、エスパルガロ選手はアンドーラで妻カルローラ・ベルトランさんと、ほぼ1才の娘アレクサンドラちゃんと3人で暮らしている。
★エスパルガロ選手が、最近、次のように話した。
「父親になってから、恐怖心がけっこう出てきました。僕は11才の時、直線コースを時速240kmで走ってたんですよ。その時点でもう仕上がってたんでしょうね…15才で世界選手権(125cc)に出るようになったわけだから。
ただ、もし明日とか自分に何かあったら、うちの娘は父親がいなくなってしまうわけでね。」
【昨年、コロナ禍でロックダウンになったことにより、娘さんの誕生後の数ヶ月間、ずっと一緒にいられたわけだが…】
「とにかく初めてのことばかりで…一種のパニック状態でしたね。息してるだろうかとか、どうしてミルクを飲まないんだろうとか…綱渡りでもしてるみたいでした。
僕なんか、本当にドギマギしてしまって…抱っこしてから妻に娘を渡した時は、子供みたいに泣いてしまったんですよ。
自分の愛情の基準みたいなものが変わってしまったようで…。不思議なもんですよねぇ。」
【しかし、2輪レーサーとしては常にギリギリの走りをしなければならず…】
「この仕事にあるリスクを考えてしまいますよね。確かに、恐怖心はあります。時には、不幸な出来事が起きることもあるわけだし、自分がやっているスポーツが持つリスクについては分かっているわけだし。
ブルノでの事故なんかもあったし…。もしあれが5年後に起きてたら、車椅子生活になってたんじゃないかと思うんですよね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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神に祝福されるかまたは神の元へ召されるかの様なレースを繰り返すダンロップ一族は、ある意味MotoGPライダー以上の存在で凄いと思うね。