MotoGP

カピロッシ『移動禁止令が出ていようと、グレジーニ葬儀には行く』

『カピロッシ:移動禁止令が出ていようと、グレジーニ葬儀には行く』

★2月23日午前、ファウスト・グレジーニ氏は新型コロナウイルス感染により約2ヶ月の闘病を続けていたが、脳出血を併発させ亡くなった。

★妻と4人の子供達(長男ロレンツォ25才、次男ルーカ21才、長女アニェーゼ15才、次女アリーチェ10才)が残された。

★長男ロレンツォさんのコメント。

「父さんは全力で頑張りました。最後の瞬間まで戦い続けたんです。何日か前には良くなってきている様子だったんですが…ずっと希望と落胆を繰り返し、長く苦しい日々でした。
昏睡状態から初めて意識が戻った時、皆にワクチン接種を勧めていました。父は持病などはなく、健康体でした。コロナで亡くなったんです。
現在、葬儀の準備を進めているんですが、できればイモラサーキットで行いたいと思ってます。」

★次男ルーカさんのコメント。

【レース参戦は辞めたそうで…】
「もう2輪レースには出ません。父が亡くなったため、今後はやるべきことがたくさんありますから。父の仕事を…父の構想を前に進めていかなければ。
新たなことにチャレンジしようとしてたんです…アプリリアでの経験を活かしつつ、また、プライベートチームとしてモトGP参戦しようとしていました。それが、来年に向けての父の目標だったんですから。」

★ローリス・カピロッシ元選手のコメント。

「毎晩8時半にナディア夫人に電話をしていました。その少し前ぐらいに、医師からその日の容態説明があったものですから。
けっこう回復したかと思うと、また急変し…遠くからずっと付き添っているような状態でした。とにかく、あまりにも悲しすぎますね。」

【1990/91年に125ccクラスでチームを組み、その後、500ccクラスに昇格した際はグレジーニ氏がコーチ役に就き…】
「1999年には、遂に彼のチームから参戦しましたからね。ファウストとの関係はずっと素晴らしいものでした。」

【葬儀が行われるエミリア・ロマーニャ地方は、コロナ禍でオレンジゾーン(県をまたいでの移動禁止)に指定されているが…】
「葬儀には絶対に参列しますよ。移動禁止だろうとなんだろうと、誰に止められようとも行きますから。」


(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 34t より:

    カピロッシとグレジーニは師弟みたいな関係だったから・・・・そりゃ止められても行くって言うよね
    先月末に原田がコロナにかかった時も毎晩のように原田の奥さんに電話をしてきたらしいけど、友達として心配だったてことに加えてグレジーニのことがあったから余計に気になったんだろう
    そうは言っても移動禁止をクリアするのは中々に大変だし、コロナにも気をつけながら無事に参列できたらいいね

  2. happyone より:

    冷静さを欠いた行動は友情故と許されると思ってるなら軽率すぎる
    そんな浅い考えのレースディレクションじゃ今後も心配だ

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