『ミール:チャンピオンライダーとしての初テストは…』
★3月6日、カタールテスト初日でジョアン・ミール(スズキファクトリー)が3位だった。
★ミール選手のコメント。
「明日はけっこう良くなるでしょう…1分53秒近くまで行けますよ。今はマシンのディテールに手を入れていて、新タイヤで良い走りができるようにしてるんです。
あまり走り込みはしなかったんですよね…そうする必要もなかったんで。何をやるべきか、明確に掴んでからじゃないと。今はベストなセッティングを探らないと。その後で、レースシミュレーションの予定を立てていきますよ。
モトGPみたいな野獣マシンに久しぶりに乗ったら、まずは両手両腕が痛み…モトGP機の感触ってのは、トレーニングで再現できるようなもんじゃないんですよ。大切なのは、今、自分はモトGP機に乗ってるんだってことを頭に叩き込むことでね。
上手いこと始められたんで満足してますよ…僕より上位なのは、今年、既にモトGP機で走ってる2人だけでしょ。だから、今日は本当に良い作業ができました。とにかく、まだ初日だから。このまま続けていかないと。」
【世界チャンピオンライダーとしての初テストだったが…】
「本来なら、もっとストレスを感じるんでしょうけどね…表彰台に上がらなければ、酷いリザルトだって言われるわけだから。
僕は常に高い戦闘力で走っていきたいし、それはストレスだろうけど、でも、こう言うプレッシャーを上手くコントロールしていかないと。いかに上手く共存していくか…今は、そう言うことを意識してます。」
【マシンの方はどう?】
「もう2022年版の改良エンジン第1号が用意されてきてるんですよ。今日、僕は試さなかったけど、ギュントーリ(テストライダー)が試してました。
楽しみなんですよね…エンジンって、1日やそこらで出来るもんじゃないでしょ。開発のために情報を出していくのは大切ですから。必ず改善できるって確信してるんで。」
【今日のテストの感想は?】
「けっこう順調でした。最初からこんなにてきぱき始められるって思ってなかったんで、満足しています。
ダヴィデ・ブリヴィオが去って、初めてのテストですからね…今のところ、順調に進んでますよ。日本人スタッフ陣が、ピットボックス内の諸々をきちんと調整してくれたんで。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
モトGPプライベートチームは1シーズン、どのぐらいお金がかかるのか?って話は、note『VR46はモトGP参戦するのか?グレジーニチームはどうなるのか?』でどうぞ!
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フレッシュマンチャンピオン、好調ですね!
昨年R1は当てられリタイヤ。今年表彰台だったりしたらさらに順調ということに。
楽しみなシーズンがやってきた。
マルク復帰のタイミングもある意味ハイライト。