『カダローラ:マルク・マルケスは魔法が解けてしまった…今が変わりどき』
★マルク・マルケス(ホンダファクトリー)は昨年7月の骨折以降、3度の手術を経て、9ヶ月ぶりにポルティマオGPで復帰し、ここ3戦のリザルトは7位/9位/転倒リタイヤだった。
★先のフランスGP決勝戦では、ウェットコンディションで首位に立ったものの転倒し、再スタートを切ったが再び転倒した。
★ルーカ・カダローラ氏(元プロ2輪レーサー。2016〜2018年までロッシ選手のコーチを務めた)が、フランス戦後に次のように話した。
「二輪レーサーのキャリアでは、魔法がかかっているような時期があるんですよ…常に物事が上手く進むような時期がね。私にもそう言う時期があったし、自分でもどうしてか分からないが、とにかく上手くいくんですよ。ツイてる感じもあるし。
ところが、その後、なにかしらの出来事が起きて、流れが変わり始めるんです…転倒して、いつもより深刻なケガを負ってしまうとか、彼女と喧嘩してしまうとかね。そうこうしているうちに、魔法が解けてしまうんです。
もはや天真爛漫な若者ではいられず、物事は上手く進まなくなっていく…。魔法が解けてしまったのに、本人はそれを受け入れることができない状態になるんですね。
でもね、受け入れなければならないんですよ。受け入れて、変わらなければならないんですよ。もう以前のようなことは出来ないんだから。もし変われたら、また以前みたいに勝てるようになるけれど、変われなかったら大きな問題になってしまうんだから。」
【マルク・マルケスがそう言う時期を迎えていると…?】
「少年から大人になっていくようなものでしょ。変わらなければならないんです…もう子供ではないのだから。
マルケスは8年間、魔法がかかった状態にいたわけで…今後、レースでのアプローチを変えていくべきなんですよ。」
【つまり、操縦スタイルを変えるべきと言うこと?】
「モト2時代から、マルケスは誰にもできないような操縦をしていたじゃないですか…そして、モトGPクラスでもそれができるよう頑張ってきたわけでね。自分とマシンの絆を深め…つまり、驚異的な破格ライディングができるようなマシンを作り上げたわけですよ。今のホンダ機は、95%の選手には乗りこなせないだろうから。
あとは、マルケスがちょっと変わって、マシンもリスクなしで乗れるように作り直すとかね。でないと、この先もずっと、今までみたいにリスクを負って乗ることになるわけでしょ。」
【結局、マルケス選手が変わるべきだと…】
「自分が無敵だって思えるうちは最高だし、そう言う状態は魔法のおかげで最大限に高まっていくんですよ…ただ、いずれ終わりが来るわけでね。
マルケスにとっては、今が変えどきなんじゃないんですか。今までとは違う操縦をして…そうしたら、リスクも軽減できるだろうし。
それでも、今まで通り、最強の走りができるとは思いますけどね。」
Cadalora: "La magia di Marquez è finita, ora è il momento di cambiare": VIDEO – "Ci sono momenti nella carriera di un pilota in cui ti senti invincibile, ma finiscono e devi accettarlo. È come passare dall'adolescenza alla maturità" https://t.co/sthg1QMwcJ pic.twitter.com/47EkmFxeUg
— gpone.com (@gponedotcom) May 20, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ミールが「マルク・マルケスも僕らと同じ、生身の人間だった…」って言った話は、note『2021スペインGPまとめ』でどうぞ!
転倒するまでは圧倒的なスピードでトップを走り
転倒した後もトップのミラーよりも2秒近く早いタイムで周回しているライダーに魔法が如何とか大きなお世話だと思うけど
兄マルケス選手の体調が万全の状態に戻ってから、同じ状況が続けばのお話ではないかな?
と素人の感想です。
誰にでも通じる人生論、自分を見失う事の無いように確かにその通りかと思います。
うまく行かないときは、その時期を耐えるんですよとか言いそう。うまくいきときも行かないときもあるのは当たり前。
カダローラらしい面白い見解だね。
125cc.250ccクラスを制し500ccでも何度も勝った。ホンダでもヤマハでも。
地味だけど?天才型ライダーの1人。
ただ 長くGPを見てきたけど
マルク・マルケスは特別なライダーだと思う。
でも二回目の転倒はこう言われてもしょうがないような気がする…コケ方はうまいな〜と思ったけどまだ完全復活とは言えない状況で2回もコケるような走りしてたらこういう意見も出てくるでしょ
別にマルケスのファンではないけれど、彼がいないとつまらいというのも本音。もう少し温かい目で様子をみたいなと思ってる一人です。
復帰直後にシングルフィニッシュしててもこういう感じで批判されているところを見ると、やはり多くの人が”超人マルク”としていきなり超速で復帰するのを期待してたんだな~と感じますね。まぁこれまでの実績と、ホンダのファクトリーライダーという立場なんでそれもしょうがないんでしょうね~(^^;)
一年ものブランクあってルマンの走りができるだけでも凄いのにね
しかもドライは厳しいけどレインなら、と自己分析通りだったし
こんな前人未到レベルの破格ライダーに教訓めいた事を言える人はいないと思う
誰も真似できないのだから
カダローラは、会計士モードをどう考えているのだろう?
今回のリタイヤは、マルケスの焦りが原因だったと思うけど。
自分は、かつての様なリスクをとった走りが出来るのか?
その疑問に、答えを出したかった。
雨になり、腕への負担が減じた事により、攻めモードが可能になった。 しかし、レース勘はまだ完全じゃなかった。
感染症との闘いに、回復リソースが割かれ回復が遅れた。
神経にも問題があるので、その状態に合わせて脳の再教育も必要。マシンも限界域での走行不足。
本来、会計士モードで行くべき所、体力負荷のみに焦点を当て、攻め可能と判断、行ってしまった所が、焦りではないかと。
体力以外は大丈夫と思いたいとの本人の希望。
リハビリが必要だったのは、体力だけではなかった。
という感想なので、魔法が解けたというのとはチョット違うのではないかと。
レースがリハビリなのでしょう。じっくり復活してください。完調時の韋駄天ぶりは凄かった。ミシュラン、オーリンズも、フロントをあんなふうに使うのはマルクだけと言ってますし、ライバルもエイリアンと言うぐらい。復活を待ちましょうよ。カダローラさん。
魔法が解けた人は別にいるだろ〜と皆思ってるんじゃないですかね?
いや元チャンピオンライダーでGP界ずっと見てきたカダローラ氏に俺が何か言うとかおこがましいけど、マルケスは単にレース用の体力がまだ戻り切ってないだけのことでは…?
ドゥーハンが脚負傷して戻って勝てるまでどんくらいかかったかもう忘れているのか?
また怪我して調子落とさない為にもライディングを変えて乗りやすいマシンを開発していくのが良いってアドバイスなのに反射だけで書き込んでる人多くない??
AVINTIAさん
ですね(笑)。何も悪いことは言ってませんよね。
今までのことは魔法で、「これからは、あなたはもう勝てません」と言っているように見えますが?
腕がまだ回復していない時に言われても。。
魔法がかかってるというのは、リスクを負っても大きな怪我などをしないという意味だと思うのですが。どう考えても二度と勝てないだとか、良い走りが出来ないだとか言ってません。
”物事は上手く進まなくなっていく…。魔法が解けてしまったのに、本人はそれを受け入れることができない状態になるんですね。
でもね、受け入れなければならないんですよ。受け入れて、変わらなければならないんですよ。もう以前のようなことは出来ないんだから。もし変われたら、また以前みたいに勝てるようになるけれど、変われなかったら大きな問題になってしまうんだから。」”
取り組み方を変えれば、リスクを低減した上で以前のような走りができるし勝つこともできるが、そうでなければ、また大きなリスクを負うことになると言ってますね。なのでマルケスはより低リスクな取り組み方に移行した方が良いというアドバイスです。
だから、まだ腕が回復していないのに「魔法がとけた」とか言っているのが理解出来ないです。
腕が治っていても、ずっと勝てなかったら「走りを変えろ」になるのだろうけど。。
1回目の転倒で、いつものように1人でマシンを起こしていたので腕にも負荷がかかってしまっただろうし、2回目は焦っていてオーバースピードで侵入してしまったから転倒してしまったのだと思う。
少し遅いスピードでだったらマシンが回転せずに、もう1度走らせることができたのかもしれない。
今期は優勝できないかもしれないけれど、もしかしたら表彰台には立てるかもしれない状況だと思う。
多くの人達がマルケスは優勝出来て当たり前に思ってしまっていても困ると思う。
書いた人は「魔法がかかっていて勝てた」と言っているけれど、マルケスは背が小さいながらにも人一倍努力して勝てるようになった人なのに、何もしないで楽に勝ってきたように言っているのが嫌だなぁと。。
書いた人は「魔法がかかっていて勝てた」と言っているけれど→ですからそんなこと言ってないと思うんですけど。どの文面を見てそう思ったんですか?
“二輪レーサーのキャリアでは、魔法がかかっているような時期があるんですよ…常に物事が上手く進むような時期がね。私にもそう言う時期があったし、自分でもどうしてか分からないが、とにかく上手くいくんですよ。ツイてる感じもあるし。”
“マルケスは8年間、魔法がかかった状態にいたわけで…”
“自分が無敵だって思えるうちは最高だし、そう言う状態は魔法のおかげで最大限に高まっていくんですよ…ただ、いずれ終わりが来るわけでね。”
・・・こんなところでしょうか?
特に2番目かな。
本文コピペしただけでは、どういう論理展開か分かりません。本文中では魔法がかかった状態っていうのと、勝てる状態っていうのは一切関連づけられていなくて、むしろケガとかリスクといったことを指していると思うんですけど。魔法がかかった状態=リスクを負っても痛い目に合わない状態、魔法が解けた状態=リスクを負ったら痛い目に合う状態、よって、魔法がかかった状態で勝ちたい=リスクを負っても良い、魔法が解けた状態で勝ちたい=リスクは負わない方が良い、ってことを言ってるだけであって、その魔法とやらが直接的にマルケスのこれまでの勝利を左右していた、なんてことは一切言っていないと思うのですが。逆にそのようなことを言っていると考えた論拠を教えてほしいです。
考え方が違うようなので無理かと思います。。
ケガをしていて腕だけでなく肩も痛めていて力が出せない選手にリスクを軽減させた走りをした方がいいとアドバイスしても意味がないと思う。
今までのリスクのある走りでも魔法がかかっていたから上手くいっていた、勝てたとカダローラは言っているのだと思いますけれど。
”その魔法とやらが直接的にマルケスのこれまでの勝利を左右していた、なんてことは一切言っていないと思う”
↑ これは言っていないと思いますが?
”魔法がかかった状態で勝ちたい”
・・・なんてことも言っていないと思うのですが。。
魔法のかかった状態は「無敵な状態」のことを言っているのだと思いましたが違うのですか?
リスクを考えない走りをしてもチャンピオンになってしまうとか、勝ててしまうとかを「魔法がかかっている時期(8年)」とカダローラが言っていて、それが大怪我をしたら魔法は消えてしまうのでリスクを考えた走りに変えないと勝てなくなると言っていると思っていましたが。。
何だか良く解らなくなってきました。。。
今はリスク云々は関係ないし、ただマルケスは上手く走れる方法を探しているのに、勝てる勝てないや、リスクの低い乗り方に変えろという話をしているカダローラは何をしたいのかなと?
痛みが強いと、また休まなければいけなくなるかもしれないのに。。
私たちはカダローラ氏のアドバイスの真意について話してるんだと思ってたんですけど。そのアドバイスに意味があるかどうかっていうのは別問題でしょう。
↑ これは言っていないと思いますが?→『書いた人は「魔法がかかっていて勝てた」と言っているけれど』とおっしゃりましたが、これはそういう意味では無かったんですか?
”魔法がかかった状態で勝ちたい”
・・・なんてことも言っていないと思うのですが。。→ 本文中では魔法がかかった状態っていうのと、勝てる状態っていうのは直接関連づけられていないことをできるだけ分かりやすく説明するために自分なりの表現をしたというだけなんですけど分かりづらかったでしょうか。
魔法のかかった状態は「無敵な状態」のことを言っているのだと思いましたが違うのですか?→ 何度も言うように魔法のかかった状態=勝てる状態ということは言っていないと思います。「無敵な状態」についても同様です。だからこそカダローラ氏は「魔法」とか「無敵」とか「物事が上手くいく」みたいな抽象的な表現をしているのだと思うのですが。
リスクを考えない走りをしてもチャンピオンになってしまうとか、勝ててしまうとかを「魔法がかかっている時期(8年)」とカダローラが言っていて、それが大怪我をしたら魔法は消えてしまうのでリスクを考えた走りに変えないと勝てなくなると言っていると思っていましたが。。→私はずっとそのことを主張してきたと思うのですが。あなたの主張は『今までのことは魔法で、「これからは、あなたはもう勝てません」と言っているように見えますが?』というものだったはずです。でも私の考えを理解してくれたということならば、嬉しく思います。