『ザルコ:リンスは話があるなら直接僕のところへ来ればいい』
★6月27日、オランダGP決勝戦でヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)が4位だった。
★同リザルトにより総合2位を固持し、首位ファビオ・クアルタラローとは34ポイント差となった。また、ドゥカティファクトリーで総合3位に就いているフランチェスコ・バニャイアとは13ポイント差である。
★ザルコ選手は今シーズン、2位を4回獲得している。
★ザルコ選手のコメント。
「良いレースで、みごと4位を取って、満足してますよ。今週末は、一瞬、『完走できるのかな?』って思ったほどだったから。金曜日からプッシュし続ければ信頼感がどんどん得られ、良いレースをやっていたファビオ(クアルタラロー)に喰い付いていけるもんなんですよね。
ペッコ(バニャイア)は失速させて阻もうとしていたようだけど、あの瞬間、僕はそう言うことができなかったんです。まぁ、僕らにとってアッセンは、ベストトラックじゃないってのは確かですからねぇ。
表彰台のことは考えませんでした。いや、ちょっと考えたけど、最後のシケインでミールを攻めて行くことができなかったんですよ。
結局、ファビオほどポイントを稼げなかったけど、他のライバル陣よりは稼げましたね。」
【ここまでのシーズン前半については?】
「思った以上の出来だったけど、こうなると、とにかくチャンスを掴んでいかないとね。目標はタイトル獲得だから。ここまで来たら、挑んでいかないと。諦めるわけにはいかない…とにかく、この瞬間をフル活用していかないと。
タイトルのことを思うと、ファビオほどポイントを稼げなかったのはムカつきますね。ただ、ランキングでは良い順位に就いているけど。
シーズン前半の感想はポジティブだし、満足してますよ。ザクセンリンクは厳しかったけど、ここはそうでもなかったし…ただ、まだ色々と学習していかないと。とにかく、ここまでの出来具合については満足しているし、モチベーションも上がってきてます。戦法としては、とにかく前に前に進んで行くことですね…シーズン前半も終わったことだし。
身体の方はキツかったですけどね。今週末はキツかったですよ。でも、身体だけじゃなく、いかにきちんと集中できるかって言う面も大変でした。」
【ところで、リンス選手が『ザルコのオーバーテイクがアグレッシブ過ぎた』と言っていたが…】
「本人と話してないんで…怒ってたとは知りませんでした。確かに接触はしたけど、危険はなかったですよ。僕はトップグループに喰い付いて行きたかったんで。
とにかく、ライバルの誰でも、話があるなら直接僕のところへ言いに来れるんだしねぇ…。」
Zarco: "la confidenza con Ducati per lottare con Quartararo sta arrivando": "C’è stato un momento durante il GP che mi sono detto: riuscirò a finire? Controllare la derapata all’uscita delle curve e durante l’accelerazione con la Ducati è dura. Fabio ha… https://t.co/Dm5pK6j8bX pic.twitter.com/5vAsLwY1Xp
— gpone.com (@gponedotcom) June 27, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ザクセンリンクのドゥカティは、タイヤ温存ができるセッティングを探り当てられなかった…って話は、note『2021ドイツGPまとめ』でどうぞ!
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こうなるとMoto2で2度タイトルとってる経験が生きてくるかもね
ただ今年のクアルタラロも、不調でもそれなりに走ってポイント稼ぐことを知ってるから、かなり厳しいだろうけど、どこかでクアルタラロがリタイアでもすることがあったらわからなくなる
去年終盤はファビオの大スランプもありましたからね
コース特性によるのかメンタル面によるのかで違ってくるけど
ファビオ的にはビニャーレス離脱は援護が期待できないからマイナスだし、DUCATI勢は同士討ちの可能性もあるけどザルコが抜ければ援護もできる
モルビデッリの復調が欲しいところ
ザルコは昔から環境が整えば操縦は秀でたものがあった。
今はMoto2アジョの頃のような環境なのかもね
現在のチャンピオンシップの位置は安定した強さが光る、それはとてもいい事だけど。。
ずーーーーーーーっと言ってるけどあとは最高峰クラス「優勝」
運でも展開のアヤでも何でもいいからポディウムの真ん中に立てば精神的にももっと安定するんだけどなあ。。