『バスティアニーニ:クアルタラロはタイトルが決まっても、物凄いプッシュをしていた』
★10月24日、エミリア・ロマーニャGP決勝戦で、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・アヴィンティア、ルーキー)がグリッド16位スタートから3位だった。
★今シーズン2回目の表彰台である(※2回ともミザノで3位)。
★グリッド15位スタートのファビオ・クアルタラローも同様にみごとな追い上げで3位まで浮上したが、最終的にバスティアニーニ選手に抜かれてしまった。
なお、抜かれた際、既にクアルタラロー選手のタイトル獲得は決まっていたものの、おそらく、3位も取って、表彰台で祝いたかっただろう。
★バスティアニーニ選手のコメント。
「表彰台に上がれるなんて思ってなかったです…ツイてない選手が何名かいたってのもあるし、あと、終盤は好リズムが出せ、おかげで表彰台に上がれました。
終盤ラップは凄まじかったですよ…ファビオなんか、もうチャンピオンが決まってるって言うのに物凄いプッシュをしてたから。最終ラップで踏ん張ってみたんですが…良かったです。
でも、もっと前からスタートできるようにならないと…ただ、ウェット&ドライの混合コンディションだと、まだ苦戦してしまうんですよねぇ。」
【金〜土曜日は不調だったが…】
「今回は天気が助けになってくれなくって…ウェットは良くなっていけたんですが、土曜日は3回連続転倒してしまったから…。」
【残り2戦となったが…】
「次のポルティマオは大好きだけど、1戦目の時はあまり速くなかったんですよ。でも、今は経験も増えてきてるんで、マシンに乗ってる時にどう言う動きをすれば良いのかがすぐに分かるんですよね。
ヴァレンシアの方は得意コースじゃないんですよ…あそこで、良い動きができるとは思えませんね。」
【来年、最新ファクトリー機に乗れないの?】
「2021年版のドゥカティ機に乗る予定です。ただ、サポート体制は、できるだけベストなものになるはずですけどね。
最新ファクトリー機は無理だと、今週、ジジ(ダッリーニャ、ゼネラルディレクター)にはっきり言われたんで。とにかく、全力で頑張りますよ…今シーズン後半にやっているようにね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
バスティアニーニ&マリーニは、なぜこんなに差がついてしまったのか?って話は、『アメリカズGPまとめ』でどうぞ!
その辺はペルナット氏が上手いことパーツ回してくれるんじゃない