『ペトルッチ:なんでまた、こんなに技術トラブルの嵐だったのか…』
★第44回ダカールラリーが2022年1月1日にサウジアラビア西部のジッダから開始し、14日に終了した。
★1月14日、二輪車両部門のステージ12は総走行距離は680km。
(※リザルトはこちら)。
★今年は、元モトGPライダーのダニーロ・ペトルッチが『TECH 3 KTM FACTORY RACING』より初参戦しているが、ステージ2でDNF(※未完走)となったため『DAKAR EXPERIENCE』レギュレーションが適用され、各ステージ順位は得られるが、総合順位からは外されている。
★ペトルッチ選手はステージ12を34位でゴールした(+16’35″)。
★今回、ペトルッチ選手はステージ5で優勝し、モトGPとダカールの両方で優勝した初の選手となった。
★ペトルッチ選手がビバーク(宿営地)に到着した際、次のように話した。
「昨日の転倒で肩を強打してるんで、今日は上手くコントロールしていこうと思ったんですよ。ラスト25kmってとこで、リアタイヤがトラブったんじゃないかってザワッとして…実際、減速したんですよね。
その後、今度はラスト3kmってとこで、サスペンションのリンクが壊れて転倒してしまったんですよ。それで手首を強打し…なんでまた、こんなに次から次へと壊れていったもんだかねぇ。
2週目はなんだかんだと起きまくって、ちょっと信じられない感じだったじゃないですか。自分でもちょっと信じられなくって…手首の方が深刻なことになってないと良いんですけどねぇ。
まぁ、そう言った諸々を別にすると、ダカールを完走でき、しかも、1回ステージ優勝もできて大満足ですよ。まぁ、技術トラブルの嵐だったけどねぇ。こんなにトラブルが続くとは思ってもいなかったし、今は家に帰るのが楽しみでね。」
Petrucci: “Grazie a tutti! Non pensavo di aver così tanti problemi tecnici”: PETRUX RACCONTA: DIARIO DALLA DAKAR – “Fatico a credere a tutto ciò che mi è successo in questa seconda settimana perché è incredibile. Oggi sono caduto a 3km perché si è rotto… https://t.co/5TaYB4SHh6 pic.twitter.com/zmWjQFhXQY
— gpone.com (@gponedotcom) January 14, 2022
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ペトルッチが『どん底からてっぺん目指して頑張って、最後は最下位で終わる(笑)』…って言った話は、『無料note記事』でどうぞ!
ペトルッチの走りが凄まじすぎてマシンがついていけてないのか
単にマシンの信頼性不足なのか
ペトルッチ側にラリー用の運転(速さじゃなく保たせる意味の)が足りないのかどうなんだろう
ペトルッチが牽引役でmotoGPの長身ライダーが引退後に皆ダカールに行きだしたりして
マリーニは分からないけどアレックス・マルケスは兄よりダートやモトクロス上手いそうだし
ってのは置いといて来年も挑戦してくれたらいいな
流石にKTMのマシンに含む所あったみたいだけどHONDAやYAMAHAなんかで
ペトルッチの活躍からドゥカティがデザートXのダカール仕様出してダカール参戦を計画してるとかあるみたいですし期待したいですね
イタリアにも厄除けお守りみたいなもの、あるのかなぁ
オフロード畑をステップアップしてきた他のライダーに比べると、ペトルッチの走り方は(特に前半は)やや力づくで荒いように見えましたね。スムースに乗るというよりは、マシンを押さえつけて乗っている感じ。きっと超一流の身体能力と体力があって成せる技なんでしょう。
でも、マシンの負担や事故リスクを考えると、勝つためには他のライダーたちと同じく、マシンや体をいたわりながら、それでいてスピードを確保するということが必要になるんだと思います。また、整備能力も磨く必要があると思います。
来年、ドカティが新プロジェクトを立ち上げて参戦させるのか、特別な契約でKTMから出場するのか、非常に期待しています。ぜひ継続してチャレンジしてほしいものです。